妊娠中の貧血

株式会社 ニコ・ワークス

妊娠中の貧血

2013/10/15 妊娠中の貧血

妊娠中の貧血_1

妊娠すると、臓器(子宮・胎盤・乳腺・皮下脂肪)へ十分な血液を送るため体内の血液量が増加します。けれど血液量が増えても赤血球はさほど増えないため、血液は薄められた状態に。さらに赤ちゃんに酸素と鉄分を送っているので、赤血球が不足し、母体は貧血になりやすくなります。  血中のヘモグロビン値は一般的に12週頃から低下しはじめますが、貧血がひどいと、おなかの赤ちゃんに十分な酸素が供給できず低出生体重児になったり、出産のときの出血が多くなるなどの影響があります。赤血球のもとになる鉄分を積極的に摂って、貧血を防ぎましょう。

 

妊娠中の貧血_2

イラスト:大迫緑


今回お話をお聞きしたのは

矢島床子先生

母と子のサロン矢島助産院 院長兼助産師

23年間にとりあげた赤ちゃんの数は4000人以上。心と身体で感じる健康的なお産のサポートをおこなっています。

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