おっぱいの卒業方法は二種類ある！「断乳」と「卒乳」の違いって？

2017/12/12 おっぱいの卒業方法は二種類ある！「断乳」と「卒乳」の違いって？

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母乳の卒業方法は「断乳」と「卒乳」の二種類がある

おっぱいは赤ちゃんとママをつなぐキズナです。
授乳中は、ママの腕の中でお腹も心も満たされ、赤ちゃんは絶大な信頼をママに寄せていきます。でもいつかは、その安住の地から卒業しなくてはなりません。

それが「断乳」「卒乳」です。

「断乳」は、母乳の出方や赤ちゃんの飲み方に関係なく、ある時から母乳をやめることです。でも、強制的に母乳を取り上げることではなく、時期を決めて準備して行うので全く心配はいりません。

むしろ、自分の力でママのおっぱいから離れていくという成長体験でもありますので、それはママにはもう感動ものです。

「断乳」には、夜間よく起きていた子も一週間もすると朝まで寝てくれるようになるという利点もあります。母乳を与えることは我が身を削っているのと同じこと。ママの体の疲れも大きく変わってきます。

「卒乳」は、離乳食の方が増えてきてあまり母乳を必要としなくなるなど、赤ちゃんが自分の意思で母乳から卒業することです。

ときどき、母乳の栄養成分が薄くなるなどのうわさ話から、「卒乳」は良くないのでは…と気にする方がいらっしゃいますが、母乳がしっかりと出ている限り栄養面は問題ありません。

ただ、赤ちゃんが成長すると、おっぱいがおしゃぶり状態になり、しっかり飲まないことも多くなります。母乳の出も少なくなり、さらに離乳食もあまり食べないようなら、「断乳」をオススメします。

時期と方法はママと赤ちゃんが一緒に決める

時期の目安としては、赤ちゃんがしっかりと歩き、消化能力が整ってきたらはじめどき。

ママと赤ちゃんに最適な時期と言えます。それでも、母乳の出方も赤ちゃんの成長も人それぞれ違うので、母乳の卒業方法や時期は、赤ちゃんの様子を見ながらママと一緒に決めていきましょう。
大切なのは、赤ちゃんに理解してもらうことです。

「おっぱいのケア」

断乳の場合は、出てくる母乳をうまく摂りながら、母乳が出なくなるようにすることが必要になるので、適切な方法を取らないといけません。
「断乳」でも「卒乳」でも、母乳が残ったままですと、しこりになったり、まれに、残乳が原因で乳腺炎になることもありますから、専門の助産師などに相談するようにしましょう。
時期や方法、その後のケアまで適切にアドバイスしてくれます。