下痢
赤ちゃんのうんちは大人に比べてゆるく、回数が多いので、下痢と見分けることが難しいものです。
硬さや回数には個人差があるので、一概に「1日何回以上は下痢」とは言えません。
ですので、日頃から赤ちゃんの「普段のうんち」の様子を知っておくことが大切で、普段と比べて水っぽく、回数が多い場合は、病気を伴ういわゆる「下痢」と考えられます。
赤ちゃんの下痢の大半はウイルスによる感染が原因で起こりますが、下痢以外の症状が無く、便の色も普段と同じで、機嫌がよく食欲もあるなら、家でケアして様子を見ましょう。
こまめに水分をあげて脱水症を防ぎましょう。
母乳やミルクが飲めれば、それを続けて。水やお茶、ベビー用イオン飲料は、冷たいと刺激になるので人肌程度にして。
柑橘系の飲み物や果物は便がゆるくなるので避けましょう。
おかゆやジャガイモのデンプン質は、便を固める作用があります。
リンゴ、ニンジンなどのペクチンを含む食材もおなかに◎。
一段階前の離乳食に戻し、油分は避けて。
★ただし、ニンジンは便にそのまま色が出てくると血便と見間違えるので注意。
下痢をするとあっという間におむつかぶれになってしまいます。清潔にして、おむつの中がムレないように気をつけましょう。
おむつ替えのときに、座浴やシャワーでお尻をよく洗い、しっかり乾燥させて。
冷えはおなかによくありません。おなかがめくり上がらない衣服や腹巻などを着用して、おなかを温めるようにしましょう。
便の状態とその他の様子をよく観察しましょう。
以下のような場合は受診することをおすすめします。
・うんちが普段よりも、鼻をつくようなすっぱい臭いがする。
・うんちが白っぽい
・うんちに血が混ざっている。
・嘔吐する。
・熱がある。
・水分をほとんど受け付けない。
・顔色が悪く、元気がない(ぐったりしている)。
・体重が減る。
★受診の際には下痢をしたおむつを持参して、実際の便の状況を医師に見てもらうと良いでしょう。
17/11/10
17/05/15
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「普段のうんち」を知っておきましょう
赤ちゃんのうんちは大人に比べてゆるく、回数が多いので、下痢と見分けることが難しいものです。
硬さや回数には個人差があるので、一概に「1日何回以上は下痢」とは言えません。
ですので、日頃から赤ちゃんの「普段のうんち」の様子を知っておくことが大切で、普段と比べて水っぽく、回数が多い場合は、病気を伴ういわゆる「下痢」と考えられます。
赤ちゃんの下痢の大半はウイルスによる感染が原因で起こりますが、下痢以外の症状が無く、便の色も普段と同じで、機嫌がよく食欲もあるなら、家でケアして様子を見ましょう。
赤ちゃんが下痢をしたら
脱水症状にならないように水分補給
こまめに水分をあげて脱水症を防ぎましょう。
母乳やミルクが飲めれば、それを続けて。水やお茶、ベビー用イオン飲料は、冷たいと刺激になるので人肌程度にして。
柑橘系の飲み物や果物は便がゆるくなるので避けましょう。
離乳食は消化のよいものを
おかゆやジャガイモのデンプン質は、便を固める作用があります。
リンゴ、ニンジンなどのペクチンを含む食材もおなかに◎。
一段階前の離乳食に戻し、油分は避けて。
★ただし、ニンジンは便にそのまま色が出てくると血便と見間違えるので注意。
清潔にしておむつかぶれを予防
下痢をするとあっという間におむつかぶれになってしまいます。清潔にして、おむつの中がムレないように気をつけましょう。
おむつ替えのときに、座浴やシャワーでお尻をよく洗い、しっかり乾燥させて。
おなかを冷やさないように
冷えはおなかによくありません。おなかがめくり上がらない衣服や腹巻などを着用して、おなかを温めるようにしましょう。
CHECK!普段のうんちとちがうかな?
便の状態とその他の様子をよく観察しましょう。
以下のような場合は受診することをおすすめします。
・うんちが普段よりも、鼻をつくようなすっぱい臭いがする。
・うんちが白っぽい
・うんちに血が混ざっている。
・嘔吐する。
・熱がある。
・水分をほとんど受け付けない。
・顔色が悪く、元気がない(ぐったりしている)。
・体重が減る。
★受診の際には下痢をしたおむつを持参して、実際の便の状況を医師に見てもらうと良いでしょう。