赤ちゃんのための危機管理ガイド(3/3)
乳幼児の事故でとくに多い誤飲や溺水などが起きた時の応急処置をご紹介します。
不慮の事故でイチバン多いのが誤飲です。
喉に手を入れても詰まったものが取り除けないときは、背中や胸を圧迫し吐き出させてください。
とはいっても慣れていないと不安です。
そういうときは、すぐに救急車や病院に連絡を!
・背中を強くたたく方法
頭を下げてうつ伏せ状態にし、下あごを支えて片腕にのせて背中の肩甲骨の間を掌で強く叩く。
・胸骨を圧迫する方法
背後から抱きかかえ、両手を胃のあたりで組んで腕の方に数回、突き上げるように圧迫する。
・タバコを食べた!
紙巻きタバコは食べたと気づいたらすぐにかき出して、病院へ!
水を入れた灰皿などを飲んだときは救急車に連絡しましょう。
いつもと同じような泣き方だったり、顔色が悪くないときは打った場所を冷たいタオルなどで冷やしましょう。
たんこぶができた場合は、赤ちゃんが落ち着いたら病院へ連れて行ってください。ただし、顔色が悪い 嘔吐する けいれんがある 意識がない 異常な泣き方をしている 場合は救急車を呼びましょう。
どこからどのように落ちたのか、どこを打ったのかを医師に話せるようにしておくのも大切。
すぐに救い出しても赤ちゃん本人は、びっくりして泣いてしまうことはありますが、顔色がよく元気もあるようなら問題はないでしょう。ただし、普通とは違う泣き方をしたり、呼吸の仕方がおかしかったり、唇が青くなったら、すぐに救急車を呼びましょう。
水をたくさん飲んでしまったときは、顔を横にしてお腹を圧迫すると水を吐き出します。
直ちに流水や氷水にぬらしたタオルで冷やします。
時間をおかないですぐに行ってください。
冷やしたあと、肌が赤くただれたり、水疱ができたら病院へ。
腕や足など、大きくやけどをしたらすぐに救急車を呼んでください。
★応急処置をしたあとは、必ず医療機関に診てもらってください。
★応急処置ができない場合は、すぐに、かかりつけ医や近くの医療機関に連絡しましょう。
★緊急時は、すぐに119番へ通報しましょう。
★医療機関を教えて! 救急車を呼ぶべき? 応急処置がわからない!というときは
#7119 (携帯電話、PHS、プッシュ回線から)に連絡!
(救急相談センター・東京23区他)
※上記番号は地域によって異なりますので、住んでいる地域の救急相談の連絡先を確認しておきましょう。
★夜間および休日の急な病気やケガでわからないときは
#8000の(全国共通短縮ダイヤル)小児救急電話相談へ。
もしも、赤ちゃんとふたりきりのときに、大きな地震が起きたら!
ママができる赤ちゃんのための地震対策を知っておきましょう。
大きな揺れになったら、赤ちゃんを抱っこしてテーブルや階段の下などに隠れましょう。
このとき、周りに物がないか確認してください。
揺れがおさまるまで、そのまま待機です!
大きな揺れがおさまってから外へ出ましょう。
避難するとき、道路が使えないこともあるので、ベビーカーは避け、抱っこ紐を使って赤ちゃんをだっこしましょう。
家族で落ち合う場所や避難場所、ハザードマップを事前チェック!
家族で落ち合う場所や近所の避難場所を調べておくなど、イザ!というときのために準備をしておきましょう。
避難するときにどのルートでいけば安全なのかも必ず確認してください。
チェックしてみましょう!
⬜︎ 紙おむつ3日分
⬜︎ デオドラントタイプのゴミ袋(汚れたおむつ用)
⬜︎ 粉ミルク3日分(キューブタイプ)
⬜︎ 調乳用の純水(1リットル)
⬜︎ 哺乳びん・離乳食用スプーン
⬜︎ ベビーフード(すぐ食べられるタイプ)
⬜︎ 赤ちゃんグッズに使える消毒液
⬜︎ 冷却効果のあるジェルシート
⬜︎ 使い捨てカイロ
⬜︎ 携帯用おしりふき(ウェットティッシュ)
⬜︎ 赤ちゃん用の防災頭巾
⬜︎ ブランケットや敷物
⬜︎ だっこひも、ベビースリング
⬜︎ 赤ちゃんの着替え3日分
⬜︎ バスタオルやガーゼ
⬜︎ 母子健康手帳・健康保険証
⬜︎ 赤ちゃん用のおやつ
⬜︎ 赤ちゃんがお気に入りのおもちゃ
⬜︎ ベビー用の靴下・靴
避難グッズは両手が使えるリュックサックに入れ、すぐに取り出せる場所に置きましょう。
ミルクや離乳食は大人の避難グッズと一緒にしておきましょう。
ミルク用の水は日頃から備蓄しておくのを忘れずに!
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赤ちゃんのための危機管理ガイド(2/3)
17/11/10
17/05/15
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知っておきたい応急処置
乳幼児の事故でとくに多い誤飲や溺水などが起きた時の応急処置をご紹介します。
誤飲したとき
不慮の事故でイチバン多いのが誤飲です。
喉に手を入れても詰まったものが取り除けないときは、背中や胸を圧迫し吐き出させてください。
とはいっても慣れていないと不安です。
そういうときは、すぐに救急車や病院に連絡を!
・背中を強くたたく方法
頭を下げてうつ伏せ状態にし、下あごを支えて片腕にのせて背中の肩甲骨の間を掌で強く叩く。
・胸骨を圧迫する方法
背後から抱きかかえ、両手を胃のあたりで組んで腕の方に数回、突き上げるように圧迫する。
・タバコを食べた!
紙巻きタバコは食べたと気づいたらすぐにかき出して、病院へ!
水を入れた灰皿などを飲んだときは救急車に連絡しましょう。
落下して頭を打ったとき
いつもと同じような泣き方だったり、顔色が悪くないときは打った場所を冷たいタオルなどで冷やしましょう。
たんこぶができた場合は、赤ちゃんが落ち着いたら病院へ連れて行ってください。ただし、顔色が悪い 嘔吐する けいれんがある 意識がない 異常な泣き方をしている 場合は救急車を呼びましょう。
どこからどのように落ちたのか、どこを打ったのかを医師に話せるようにしておくのも大切。
おぼれたとき
すぐに救い出しても赤ちゃん本人は、びっくりして泣いてしまうことはありますが、顔色がよく元気もあるようなら問題はないでしょう。ただし、普通とは違う泣き方をしたり、呼吸の仕方がおかしかったり、唇が青くなったら、すぐに救急車を呼びましょう。
水をたくさん飲んでしまったときは、顔を横にしてお腹を圧迫すると水を吐き出します。
やけどをしたとき
直ちに流水や氷水にぬらしたタオルで冷やします。
時間をおかないですぐに行ってください。
冷やしたあと、肌が赤くただれたり、水疱ができたら病院へ。
腕や足など、大きくやけどをしたらすぐに救急車を呼んでください。
これだけは事前にチェック!
★応急処置をしたあとは、必ず医療機関に診てもらってください。
★応急処置ができない場合は、すぐに、かかりつけ医や近くの医療機関に連絡しましょう。
★緊急時は、すぐに119番へ通報しましょう。
★医療機関を教えて! 救急車を呼ぶべき? 応急処置がわからない!というときは
#7119 (携帯電話、PHS、プッシュ回線から)に連絡!
(救急相談センター・東京23区他)
※上記番号は地域によって異なりますので、住んでいる地域の救急相談の連絡先を確認しておきましょう。
★夜間および休日の急な病気やケガでわからないときは
#8000の(全国共通短縮ダイヤル)小児救急電話相談へ。
大きな地震がきたら
もしも、赤ちゃんとふたりきりのときに、大きな地震が起きたら!
ママができる赤ちゃんのための地震対策を知っておきましょう。
まず!赤ちゃんと自分の身を守って
大きな揺れになったら、赤ちゃんを抱っこしてテーブルや階段の下などに隠れましょう。
このとき、周りに物がないか確認してください。
揺れがおさまるまで、そのまま待機です!
避難のとき、ベビーカーは使わないように
大きな揺れがおさまってから外へ出ましょう。
避難するとき、道路が使えないこともあるので、ベビーカーは避け、抱っこ紐を使って赤ちゃんをだっこしましょう。
対策!
家族で落ち合う場所や避難場所、ハザードマップを事前チェック!
家族で落ち合う場所や近所の避難場所を調べておくなど、イザ!というときのために準備をしておきましょう。
避難するときにどのルートでいけば安全なのかも必ず確認してください。
赤ちゃんのための避難グッズ・準備はできていますか?
チェックしてみましょう!
⬜︎ 紙おむつ3日分
⬜︎ デオドラントタイプのゴミ袋(汚れたおむつ用)
⬜︎ 粉ミルク3日分(キューブタイプ)
⬜︎ 調乳用の純水(1リットル)
⬜︎ 哺乳びん・離乳食用スプーン
⬜︎ ベビーフード(すぐ食べられるタイプ)
⬜︎ 赤ちゃんグッズに使える消毒液
⬜︎ 冷却効果のあるジェルシート
⬜︎ 使い捨てカイロ
⬜︎ 携帯用おしりふき(ウェットティッシュ)
⬜︎ 赤ちゃん用の防災頭巾
⬜︎ ブランケットや敷物
⬜︎ だっこひも、ベビースリング
⬜︎ 赤ちゃんの着替え3日分
⬜︎ バスタオルやガーゼ
⬜︎ 母子健康手帳・健康保険証
⬜︎ 赤ちゃん用のおやつ
⬜︎ 赤ちゃんがお気に入りのおもちゃ
⬜︎ ベビー用の靴下・靴
避難グッズは両手が使えるリュックサックに入れ、すぐに取り出せる場所に置きましょう。
ミルクや離乳食にも使える水や食料を備蓄
ミルクや離乳食は大人の避難グッズと一緒にしておきましょう。
ミルク用の水は日頃から備蓄しておくのを忘れずに!
赤ちゃんのための危機管理ガイド(1/3)
赤ちゃんのための危機管理ガイド(2/3)