赤ちゃんの爪と耳のケア
安全と清潔のために、こまめにチェックしてケア
赤ちゃんの爪と耳は、とても小さな部位なのでお手入れを恐がってしまうというママが多いようです。
大人と違って、どちらも小さく軟らかいため、触るときの力加減もわかりませんよね。
ただ、爪が伸びていると、自分の顔や体を手で触った時に傷つけてしまうので、こまめにチェックして切ってあげることが大切。
耳も汚れが溜まりやすいので、毎日のお風呂上がりに水分を拭きとるついでに、汚れをとって清潔を保つようにしましょう。
どちらも、赤ちゃんが動いたりするなかで行うのは危ないので、赤ちゃんのご機嫌を見ながら、嫌がるような時は無理をせず、別の日にしましょう。
爪切りのタイミングは、「手のひら側から見て爪が見えるようになったら」が目安のひとつです。
大人の爪切りだと切りにくいので、先端が丸くなっているハサミ型の赤ちゃん用の爪切りがおすすめ。
ねんねの頃は横抱っこで、お座りができる頃にはママのお膝に座らせましょう。
その場合は対面にせず、大人が自分の爪を切るときと同じ向きにします。
少しの傷で出血がすぐに止まればそのままでOK。
なかなか血が止まらないときには小児科を受診しましょう。
赤ちゃんはもともと爪が薄く軟らかいので、お風呂上がりだと柔らかくなりすぎて深爪を起こしやすくなります。
眠っているときのほうが腕の力が抜けていて切りやすいですが、突然ビクッと動いたり、泣き出すこともあるので用心しましょう。
真ん中から切るのではなく、まずは両角から切る。
緩やかなカーブを描くように、数回に分けて切る。
白い部分を少し残して深爪しないように。
お風呂やお風呂上がりのタイミングが◎。
赤ちゃんは耳の穴の入口から鼓膜までの距離が大人より短いので、綿棒で拭き取るときには入れすぎないように注意しましょう。
耳の外側と同様。洗い忘れが多い場所なので、忘れずに洗って。
溝に沿ってお風呂おで優しく洗ったり、ぬらしたガーゼで拭き取る。
穴の入口付近を軽く綿棒で拭う程度。
奥まで入れると危険。
眠っているときは急に頭を動かしたり、月齢によっては寝返りをする可能性もあるので、起きていて機嫌のよいときにしましょう。
仰向けに寝た状態の赤ちゃんに対面して覆いかぶさるようにします。
誤って耳の穴深くに綿棒が入らないよう、頭をしっかり支えます。
耳あかは自然と奥から外に出てきます。
頑張って取ろうとせず、気になる場合は耳鼻科でとってもらいましょう。
今回お話をお聞きしたのは
坂田清美先生
17/11/10
17/05/15
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安全と清潔のために、こまめにチェックしてケア
赤ちゃんの爪と耳は、とても小さな部位なのでお手入れを恐がってしまうというママが多いようです。
大人と違って、どちらも小さく軟らかいため、触るときの力加減もわかりませんよね。
ただ、爪が伸びていると、自分の顔や体を手で触った時に傷つけてしまうので、こまめにチェックして切ってあげることが大切。
耳も汚れが溜まりやすいので、毎日のお風呂上がりに水分を拭きとるついでに、汚れをとって清潔を保つようにしましょう。
どちらも、赤ちゃんが動いたりするなかで行うのは危ないので、赤ちゃんのご機嫌を見ながら、嫌がるような時は無理をせず、別の日にしましょう。
爪の切り方
爪切りのタイミングは、「手のひら側から見て爪が見えるようになったら」が目安のひとつです。
爪切りは赤ちゃん用を
大人の爪切りだと切りにくいので、先端が丸くなっているハサミ型の赤ちゃん用の爪切りがおすすめ。
首が座ったらお膝に乗せて
ねんねの頃は横抱っこで、お座りができる頃にはママのお膝に座らせましょう。
その場合は対面にせず、大人が自分の爪を切るときと同じ向きにします。
爪の周りの皮膚を傷つけてしまったら
少しの傷で出血がすぐに止まればそのままでOK。
なかなか血が止まらないときには小児科を受診しましょう。
お風呂上がりはNG
赤ちゃんはもともと爪が薄く軟らかいので、お風呂上がりだと柔らかくなりすぎて深爪を起こしやすくなります。
眠っているときでも気をつけて
眠っているときのほうが腕の力が抜けていて切りやすいですが、突然ビクッと動いたり、泣き出すこともあるので用心しましょう。
赤ちゃんの爪の切り方のポイント
真ん中から切るのではなく、まずは両角から切る。
緩やかなカーブを描くように、数回に分けて切る。
白い部分を少し残して深爪しないように。
耳そうじの仕方
お風呂やお風呂上がりのタイミングが◎。
赤ちゃんは耳の穴の入口から鼓膜までの距離が大人より短いので、綿棒で拭き取るときには入れすぎないように注意しましょう。
耳の裏側
耳の外側と同様。洗い忘れが多い場所なので、忘れずに洗って。
耳の外側
溝に沿ってお風呂おで優しく洗ったり、ぬらしたガーゼで拭き取る。
耳の穴
穴の入口付近を軽く綿棒で拭う程度。
奥まで入れると危険。
起きているときがベスト
眠っているときは急に頭を動かしたり、月齢によっては寝返りをする可能性もあるので、起きていて機嫌のよいときにしましょう。
頭をしっかり支えて
仰向けに寝た状態の赤ちゃんに対面して覆いかぶさるようにします。
誤って耳の穴深くに綿棒が入らないよう、頭をしっかり支えます。
奥に見える耳あかは
耳あかは自然と奥から外に出てきます。
頑張って取ろうとせず、気になる場合は耳鼻科でとってもらいましょう。
今回お話をお聞きしたのは
坂田清美先生