赤ちゃんが食事を食べない!? 離乳食を食べないときの対処方法
離乳食を始めようと挑戦しても離乳食を嫌がってなかなか食べない、という話がよくあります。
自分の子どもがそうなった時に悩まないためにも
対処法を知っておくことが大切です。
ここでは、離乳食を食べないときの対処方法をご紹介します。
赤ちゃんがご飯を食べてくれない理由にはいくつか原因が考えられます。
今までは抱っこされて母乳やミルクを飲んでいたため、椅子に座って落ち着くことに慣れていません。
そのため、遊びを中断された上に自由の利かない椅子に座らされてしまうと、
赤ちゃんは食べることに興味を示してくれないことがあります。
風邪などで体調が悪い場合は、普段食べていた離乳食でも急に食べなくなることがあります。
食材を食べるのには体力が必要ですから、離乳食を避けてしまうのです。
赤ちゃんが食べる離乳食には、初期・中期・後期・完了期と4つの段階があります。
それぞれ順を追って食べ物が固くなっていきますが、これが今の赤ちゃんに合っていないことで嫌がって拒否されてしまうのです。
赤ちゃんは味を感じる味蕾(みらい)が成人よりも多く、味付けに敏感です。
そのため素材の味のみで出来ている離乳食はで赤ちゃんには飽きやすいのです。
赤ちゃんには乳首や指などの突起物以外の固形物が口の中に入ると舌で吐き出すという原子反射があります。
これは生後6ヵ月を目安になくなっていきます。
「もう何か月だから」と時期だけを目安とするのではなく、赤ちゃんに合った固さで与えることが大切です。
焦って離乳食の時期を早めてしまうと不慣れな感覚のために食べなくなってしまう恐れがあります。
その場合は離乳食の段階を戻すなどの工夫をしましょう。
お粥は食べても他のものは食べないという場合は、食事にとろみをつけてみて下さい。
食事の飲み込みやすさも赤ちゃんの好みがあります。
とろみは水溶き片栗粉をあわせたり、ジャガイモをすりおろして加熱することで加えることができますよ。
味がないために飽きやすいのですが、かといって濃い味付けは赤ちゃんには良くありません。
そんなときは薄味を加えたり食材を変えてみる、または新しい食材を足すなどしてみましょう。市販のベビーフードを試してみるのも良いですね
毎日同じ食器で食べていると、赤ちゃんは飽きてしまうことがあります。
定番の食器セットを用意しながら、ときどき別の食器と組み合わせてみましょう。
また、口元に持っていったスプーンを手で払ったりした場合はスプーンを嫌がっているかもしれません。硬さや材質、大きさや形など赤ちゃんの好みのスプーンを探すところから始めてみましょう。
食事は赤ちゃんにとって初めての行動でまだ慣れていません。
ですから、赤ちゃんの目の前で楽しく、美味しく食べている姿を見せることは、
食事に興味を抱かせるために大切なことです。
1日に1度は一緒に食べることを心がけましょう。
離乳食は「食べ方や食べる楽しさを覚えさせるもの」と意識しましょう。
無理やりに食べさせようとすると、かえって逆効果になってしまいます。
また、目の前で大人がイライラしてしまうと離乳食のイメージが悪く植え付けられてしまいます。
「別に今日は食べなくてももいいか」ぐらいの気持ちで構え、
まずは「食事は楽しい」「美味しい」というイメージを与えることが大切ですよ。
17/11/10
17/05/15
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離乳食を始めようと挑戦しても離乳食を嫌がってなかなか食べない、という話がよくあります。
自分の子どもがそうなった時に悩まないためにも
対処法を知っておくことが大切です。
ここでは、離乳食を食べないときの対処方法をご紹介します。
なぜ食べないのか?
赤ちゃんがご飯を食べてくれない理由にはいくつか原因が考えられます。
気が乗らない(お腹が空いていない・遊びたいなど)
今までは抱っこされて母乳やミルクを飲んでいたため、椅子に座って落ち着くことに慣れていません。
そのため、遊びを中断された上に自由の利かない椅子に座らされてしまうと、
赤ちゃんは食べることに興味を示してくれないことがあります。
体調が悪い
風邪などで体調が悪い場合は、普段食べていた離乳食でも急に食べなくなることがあります。
食材を食べるのには体力が必要ですから、離乳食を避けてしまうのです。
食材の固さがあっていない
赤ちゃんが食べる離乳食には、初期・中期・後期・完了期と4つの段階があります。
それぞれ順を追って食べ物が固くなっていきますが、これが今の赤ちゃんに合っていないことで嫌がって拒否されてしまうのです。
味付けに不満
赤ちゃんは味を感じる味蕾(みらい)が成人よりも多く、味付けに敏感です。
そのため素材の味のみで出来ている離乳食はで赤ちゃんには飽きやすいのです。
舌突出反射が残っている
赤ちゃんには乳首や指などの突起物以外の固形物が口の中に入ると舌で吐き出すという原子反射があります。
これは生後6ヵ月を目安になくなっていきます。
食べてもらうようにするために
食べやすくする
「もう何か月だから」と時期だけを目安とするのではなく、赤ちゃんに合った固さで与えることが大切です。
焦って離乳食の時期を早めてしまうと不慣れな感覚のために食べなくなってしまう恐れがあります。
その場合は離乳食の段階を戻すなどの工夫をしましょう。
飲み込みやすくする
お粥は食べても他のものは食べないという場合は、食事にとろみをつけてみて下さい。
食事の飲み込みやすさも赤ちゃんの好みがあります。
とろみは水溶き片栗粉をあわせたり、ジャガイモをすりおろして加熱することで加えることができますよ。
味をつける
味がないために飽きやすいのですが、かといって濃い味付けは赤ちゃんには良くありません。
そんなときは薄味を加えたり食材を変えてみる、または新しい食材を足すなどしてみましょう。市販のベビーフードを試してみるのも良いですね
食器を変えてみる
毎日同じ食器で食べていると、赤ちゃんは飽きてしまうことがあります。
定番の食器セットを用意しながら、ときどき別の食器と組み合わせてみましょう。
また、口元に持っていったスプーンを手で払ったりした場合はスプーンを嫌がっているかもしれません。硬さや材質、大きさや形など赤ちゃんの好みのスプーンを探すところから始めてみましょう。
家族で一緒にたべる
食事は赤ちゃんにとって初めての行動でまだ慣れていません。
ですから、赤ちゃんの目の前で楽しく、美味しく食べている姿を見せることは、
食事に興味を抱かせるために大切なことです。
1日に1度は一緒に食べることを心がけましょう。
離乳食は「食べ方や食べる楽しさを覚えさせるもの」と意識しましょう。
無理やりに食べさせようとすると、かえって逆効果になってしまいます。
また、目の前で大人がイライラしてしまうと離乳食のイメージが悪く植え付けられてしまいます。
「別に今日は食べなくてももいいか」ぐらいの気持ちで構え、
まずは「食事は楽しい」「美味しい」というイメージを与えることが大切ですよ。