産後の頭痛にまつわるギモン

株式会社 ニコ・ワークス

産後の頭痛にまつわるギモン

2016/01/13 産後の頭痛にまつわるギモン

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授乳時の姿勢が産後の頭痛に影響

産後に起こる頭痛のほとんどが、首の筋肉の凝りから起こる「緊張型頭痛」です。

これは、授乳時の無理な姿勢や、同じ姿勢で赤ちゃんを抱っこし続けるのが主な原因。

また産後はおっぱいが張るため肩甲骨まわりの筋肉が緊張し、肩こりを引き起こすことも。

 

育児中はどうしても寝不足や運動不足になりがちですが、これらも頭痛にとっては悪影響!

さらにこれからの季節は首や肩の冷えが頭痛を招くこともあります。日頃からネックウォーマーや入浴などで冷えを防ぎ、

適度な運動を行いましょう。

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頭痛のギモン

 

Q日常生活で気をつけることってありますか?

Aインターネットなどで長時間パソコンを使用するのはやめましょう。

ますます肩の凝りが悪化し、眼精疲労にもなりかねません。

パソコンの使用中は、時々遠くを見つめて目を休めることも大切。

 

 

Q頭痛が解消できる簡単なストレッチってありますか?

A首を右回り、左回りと交互に回転させたり、左右の肩甲骨を近づけるだけでも効果があります。

時々、パパにマッサージしてもらうのもおすすめですよ。

 

 

Q授乳中って、頭痛薬が飲めないと思うんですけど・・・

A授乳中でもほとんどの薬は服用できます。

市販の鎮痛薬もすべてOKなので、ひどい頭痛の場合は我慢せずに薬に頼っっても大丈夫ですよ。

病院で処方されるものはカロナール、ロキソニン、インドメサシンなどがあります。

 

 

Q授乳中に気をつけることがあれば、教えて下さい。

A授乳枕などを利用して、授乳時に前かがみにならないように注意しましょう。

また、時々背すじを伸ばしながら授乳を行って。

 

 


今回お話をお聞きしたのは

矢島床子先生

母と子のサロン矢島助産院 院長兼助産師

23年間にとりあげた赤ちゃんの数は4000人以上。心と身体で感じる健康的なお産のサポートをおこなっています。

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