「幼児食について」Hacchi先生の子育てお悩み相談室 Q17

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「幼児食について」Hacchi先生の子育てお悩み相談室 Q17

2016/01/05 「幼児食について」Hacchi先生の子育てお悩み相談室 Q17

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Q17.幼児食について知りたいです。どのようなすすめ方をしたらよいでしょうか?


初めましてHacchiです。お悩み相談室へのご質問ありがとうございます。

幼児食は、離乳食を終えた1歳頃から5歳頃までの食事のことをいいます。

 

1歳から5歳頃は、身体つくりの大事な時期であり、食べることへの興味や嗜好の基礎となり、食習慣を身に着けるなどの重要な役割を持ちます。

 

食事のマナーや毎日の規則正しい食事、周りの人と一緒に食べることで団欒の心を育む、機会にもなります。

 

離乳期は、大人に「食べさせてもらう」ことが基本でしたが、幼児食は「自分で食べる」ようになります。スプーンやフォーク、箸など食べるための道具が上手に使えるようになります。

 

幼児食の進め方の目安は、奥歯(第一乳臼歯)の生え方です。

生え揃うまでは形があるが軟らかい食品、おでんの大根や煮込みハンバークなどの食品が食べやすいです。

上下の第一乳臼歯が生え揃ったら噛みつぶしができるようになるので、それほど硬くない食品、例えば卵焼き、コロッケなどが食べられるようになります。

噛みにくい食品、例えばもち、たこ、こんにゃく、油揚げなどの食材やとんかつ、ステーキのような料理は3歳すぎまで控えるようにします。 

 

1~2歳代には、「~ばかり食べる」という時期があります。どんなに好きでも毎食食べ続けると飽きが来て新しいお気に入りの食べものを見つけます。

他のものを食べるように促しながら、あまり気にせず様子を見ましょう。

 

幼児食についてママたちは、「大人と同じ味付けでよいのかどうか」と悩みます。

いろいろな食材を食べられるようになったり、ママやパパが食べているものを食べたがったりするようになります。メニューによっては大人と同じものでも大丈夫なものもありますね。「大人よりは薄味」が基本です。大人の料理を作るときに、大人の食事を作る途中で取り分けしている人が多いです。同じメニューでも味付けや食材の大きさを変えて与えることができます。

 

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Makkin Corporation プランナー /関本 初子

 公立保育園勤務10年の後、学童や子ども塾、認可外保育所、事業所内保育所、院内保育所等、数々の施設長を通じ、2000人余りの子どもたちとその両親の成長をサポート。その他、専門学校非常勤講師、保育士資格取得講座講師として、保育士の育成にも関わる。アドラー心理学 親と子のカウンセリング スマイルリーダーとして、「勇気づけの子育て支援」をベースとした、企画・実践に定評がある。

 

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