市販のシャンプーは「洗浄力が強すぎる」ものが多い?

株式会社 ニコ・ワークス

市販のシャンプーは「洗浄力が強すぎる」ものが多い?

2015/12/25 市販のシャンプーは「洗浄力が強すぎる」ものが多い?

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みなさんは、どんなシャンプーを選んで使っているでしょうか?

一般的に多く売れているような安価で手に入りやすく馴染みの深いシャンプーは、実はかなり洗浄力が強いのです。

こういったシャンプーは頭皮や髪に過剰な刺激を与えてしまう場合があるので、注意が必要です。

 

 

 

石油由来のシャンプー

そもそも、シャンプーというのは水と界面活性剤(洗浄剤)でできています。

その中でも「ラウレス硫酸ナトリウム」とか「ラウリル硫酸ナトリウム」といった硫酸系成分が入っている商品には要注意。

こういった硫酸系の成分というのは台所用洗剤や車用の洗剤にも使われるような強力なものです。

石油由来のシャンプーは泡立ちが良く、汚れや皮脂をしっかり落としてくれるので、汗をよくかく人や皮脂分泌の多い人にはオススメ。

しかし、敏感肌の人や子どもが使う場合は、少し刺激が強すぎるので気をつけたほうが良いでしょう。

 

 

石けん系のシャンプー

最近は「無添加シャンプー」とボトルに書かれているような、石けん系のシャンプーもいろいろ販売されています。

しかし、石けん系のシャンプーというのは意外と洗浄力が強いものです。

さらに、石けん系のシャンプーはアルカリ性なので、洗髪後にリンスを使わないと髪がきしみやすくなります。

髪質によっては全く合わないという場合もあるので、石けん系のシャンプーなら髪に優しいだろうと思い込まずに、

きちんと成分を見極める必要があります。

 

 

アミノ酸シャンプー

最近はCMなどでも「アミノ酸シャンプー」という言葉をよく聞くようになりました。

「ココイルグルタミン酸OO」とか「ココイルメチルアラニンOO」という表記があるシャンプーは、

石油由来の成分を使っていないアミノ酸シャンプーです。

「敏感肌向けのシャンプーは汚れがあまり落ちないのでは?」と心配する人もいるかもしれません。

しかし強い洗剤で洗髪をすると、髪や地肌を保護してくれる皮脂や膜まで取り除かれてしまいます。

その結果、髪や頭皮にはダメージが起きてしまうのです。

低刺激のシャンプーは、髪や地肌のバリア機能をキープしながら、汚れだけを落としてくれるので、安心して使うことができます。

 

 

刺激の少ないシャンプーを選ぼう

小さいうちから大人と同じシャンプーを使っているという家庭は多いでしょう。

しかし、大人用のシャンプーは赤ちゃんや小さい子どもには刺激が強すぎることが多いため、特に配慮をしてあげましょう。

大人でも、刺激の強いシャンプーを使うと頭皮が荒れてしまうことがあります。

まして子どもの皮膚というのは成長段階にあり、まだまだバリア機能が整っていないものなので、充分に気をつけてあげたいものです。

宣伝やパッケージに惑わされず、赤ちゃんから大人まで安心して使えるような低刺激のシャンプーを選びたいものですね。

 

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