「脳のための関わり方」Hacchi先生の子育てお悩み相談室 Q15

株式会社 ニコ・ワークス

「脳のための関わり方」Hacchi先生の子育てお悩み相談室 Q15

2015/08/27 「脳のための関わり方」Hacchi先生の子育てお悩み相談室 Q15

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Q15.育脳という言葉を耳にします。 いま、6か月ですが、脳のためには、どのような関わり方をすればよいでしょうか?


初めましてHacchiです。お悩み相談室へのご質問ありがとうございます。

「育脳」は、脳を育てること。豊かな感性で自分の課題に取り組み、社会に貢献できる賢く頭の良い子を育てることを目的としています。

 

生後6か月頃の脳は、言語をつかさどる左脳の発達が活発になります。

パパやママ、家族からたくさん話しかけられたことで準備ができた左脳では、

まず言葉が分かる場所(ウェルニッケ野)が育ってくるので、名前を呼ばれると振り向き、「ママ」「まんま」などの意味が分かるようになってきます。

 

知能の発達も目覚ましく、「いないいないばぁ」など、相手の動きを予測する遊びが大好きになります。

 

 また、戸外のできごとに興味をもつことが多くなります。また、身体を支えれば、おすわりもできるようになりますので、暖かい時間にベビーカーを利用して戸外に出られるといいですね。寒い日は、抱っこやおんぶでもよいので、一日に一度は、外に連れて行ってあげましょう。

お外に出たら、お子さんにたくさん話しかけてあげましょう。犬が来たら「ほら、ワンワンがきたよ」、きれいなお花をみたら「きれいだね!」、風が冷たい日なら「寒いねー。風が冷たいねー」などと、ことがらに敏感に応じるセンスを育てる時期ですね。

 

 おもちゃを差し出すと一生懸命両手でつかもうとします。これは後頭部の視覚野と頭のてっぺんの運動野が「協応」して一緒に働き出したあらわれなのです。たたいて音の出るおもちゃを面白がったり、ぬいぐるみや布製の本をもてあそんで、最後には口に入れますね。

 

 はいはいの準備期でもあるので、衣服は厚着にならぬように注意し、できるだけのびのびと身体が動かせるようにしてあげましょう。

 

昨日出来なかったことが今日出来たりして毎日の成長もめざましく、子育てが本当に楽しいと思える時期ですね。

 

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Makkin Corporation プランナー /関本 初子

 公立保育園勤務10年の後、学童や子ども塾、認可外保育所、事業所内保育所、院内保育所等、数々の施設長を通じ、2000人余りの子どもたちとその両親の成長をサポート。その他、専門学校非常勤講師、保育士資格取得講座講師として、保育士の育成にも関わる。アドラー心理学 親と子のカウンセリング スマイルリーダーとして、「勇気づけの子育て支援」をベースとした、企画・実践に定評がある。

 

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