妊娠前よりスタイル良く!産後ママの為の骨盤矯正のポイント

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妊娠前よりスタイル良く!産後ママの為の骨盤矯正のポイント

2014/10/08 妊娠前よりスタイル良く!産後ママの為の骨盤矯正のポイント

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出産はママの身体に大きな負担をかけるものです。

中でも骨盤は妊娠・出産に大きく影響を受け、出産後は必ず骨盤が開いている不安定な状態になります。この骨盤はそのままにしておくと歪んでしまったり開いたままの状態で固定されてしまったりして、様々な身体の不調に繋がる事も。

今回は、産後のママに大切な骨盤ケアについて学んでみましょう。

 

 出産前後の骨盤はどんな状態?

 

ホルモンの影響で関節がやわらかく

妊娠すると、身体が出産の準備を始めるために「リラキシン」という女性ホルモンの一種を分泌し始めます。このリラキシンは赤ちゃんが狭い骨盤を通れるようにするため骨盤の靭帯を緩ませる役割があり、7週目頃~産後1ヶ月くらいまで分泌し続けます。

この影響で骨盤が不安定でグラグラした状態になっているのです。

参考:骨盤矯正【妊娠中・産後】助産師から骨盤の矯正のアドバイス

 

出産によって骨盤が開く

リラキシンの作用によりやわらかくなっている骨盤周りは、出産によって大きく開いた状態になります。その後数ヶ月かけて徐々に固定されていきますが、その際に無理な姿勢で赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりする事で、骨盤が左右歪んだ状態で固くなってしまいます。

 

骨盤矯正の大切さ

 

骨盤が開いていると?

骨盤は女性の身体を支えている大切な部分です。

骨盤が開いたままもしくは歪んでいる状態だと、生理不順や生理痛・便秘・腰痛・冷えやむくみを引き起こしてしまう原因となってしまいます。

また、子宮脱や痔を起こしやすくなってしまうなど、深刻な悩みに繋がる場合もあるのです。

 

スタイルにも影響が!

骨盤が開いた状態のままになると、ヒップが大きくなったり下腹がぽっこりしてしまったりとスタイルの崩れにも繋がります。

そして、骨盤矯正すると「ホルモンバランスが整う」「新陳代謝が活発になる」事から、無駄なお肉のつきにくい身体になるとされています。産後のダイエットにも骨盤矯正は欠かせません。

 

骨盤ケアのタイミングとポイント

 

産後1ヵ月は休息期間

リラキシンが分泌され続けている産後1ヶ月は無理せずにしっかり休息をとるのが大切です。産後が開ききっているこの期間に身体を動かしすぎると、骨盤が歪んでしまう原因になります。また、ベッドから立ち上がる際も腰に負担をかけないように起き上がるように意識するのもポイントです。

 

骨盤矯正は産後1ヵ月から6ヵ月頃が最適

骨盤が徐々に固まり始める産後1ヶ月~6ヶ月くらいまでに骨盤を意識したケアをしっかり行うようにしましょう。この期間であれば骨盤周りにまだ柔軟性があり、歪みをおこさずに閉じる事が出来ます。

 

エクササイズや骨盤ベルトを活用

産後の骨盤矯正は「骨盤底筋群を締めるエクササイズ」「骨盤ベルト」「整体・整骨院」「ヨガ」などの方法があります。自分にあったものを選ぶようにしましょう。

セルフケアする場合に大切なのは、骨盤を正しい位置で締める事です。

・骨盤の下半分(腰骨の出ている部分より下)をしっかり締める

・おへそから上は締めつけない

・苦しくない程度に締める

このような点に注意しましょう。

腰骨の出ている部分はきつく締めずに、その下の緩んでいる部分をしっかり締めるよう意識して行うのがポイントです。

 


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