ガラクタでも宝物になる!子どもを育むおもちゃ選びのポイント

株式会社 ニコ・ワークス

ガラクタでも宝物になる!子どもを育むおもちゃ選びのポイント

2014/08/25 ガラクタでも宝物になる!子どもを育むおもちゃ選びのポイント

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何にでも興味津々な子どもにとって、おもちゃというのは時には遊び相手に、時には学びの道具となる大切な物です。自分でどんなおもちゃが欲しいかはっきり言える年齢になる前の赤ちゃんのうちなどは、どんなおもちゃを選んであげればいいのか難しいものですよね? 今回は子どもの成長と一緒に歩んでいくおもちゃ選びのポイントをご紹介します。

 

成長にあわせたおもちゃ選び

おもちゃ選びは食事と同じで、成長にあわせて変えていく必要があります。特に乳幼児の頃は誤飲などの事故を防ぐためにおもちゃ選びにもいくつか重要なポイントがあります。まずは簡単にポイントを確認してみましょう。

 

0~4カ月頃のおもちゃ

まだ見える範囲が狭いので、耳から情報を与えてあげるのがベストです。木製のガラガラやオルゴールなど優しい音の出るおもちゃがおすすめです。握りやすい素材や舐めても安全な素材や塗料を使用しているものを選びましょう。

 

5~7カ月頃のおもちゃ

この頃になるとお座りが出来るようになり手足を動かします。木で出来た車や単純な動きのおもちゃ、ベビー用の積み木がおすすめです。何でも口にいれたがる時期なので口に入れられない大きさのものや、舐めても良い物を選びましょう。

 

8~11カ月頃のおもちゃ

周りの景色を見渡し、行動範囲が広くなります。動きのあるおもちゃやボールに興味を持ち転がしたり、はいはいで追いかけたりしはじめます。また、掴んだり離したり手触りで音を楽しんだり出来るおもちゃがおすすめです。

 

1~2歳のおもちゃ

歩けるようになり行動範囲、遊びの幅はぐんと広がります。太鼓や木琴のような音のでるもの、安定性のある積み木、外遊び用の砂場セットなどを喜びます。2歳になる頃には指先も器用になりおままごとなど大人を真似るようになります。またピースの大きなパズルなど達成感を得られるおもちゃがおすすめです。

 

3歳~のおもちゃ

自分の意思がしっかりしてくる頃です。欲しいおもちゃを自分で言うようになります。記憶力や創造力が高まる頃でもあるので、少し複雑な仕掛けのおもちゃなどもじっくり向き合うようになります。しかし、低年齢の時に用意したおもちゃも使って新しい遊び方を始める時期でもあります。

 

子どもに合ったおもちゃとは?

 

シンプルさ想像力を育てる

毎年たくさんの新商品が登場するおもちゃですが、実は大切なのはシンプルさです。大人から見るとシンプルすぎてすぐ飽きてしまうのでは? と思うようなものこそ、より応用が効くものだったりします。子どもは発想力が自由で豊かです。シンプルなおもちゃを使っていると遊び方がどんどん発展していき、時に作った側の人間のコンセプトを越えた遊び方を始めることもあります。

 

0歳児のおもちゃには原色カラーを

赤ちゃんのうちは視界がはっきりしていない上に、原色のほうが認識しやすいとされています。更に原色のおもちゃは脳を刺激し色彩感覚を鍛えるとされているので、0歳児のうちはパステルカラーなど淡い色は避け、なるべく鮮やかな原色のおもちゃを選ぶのがおすすめです。

 

値段に適正ってあるの?

子どものおもちゃも値段がピンきりです。100円ショップで売っているものもあれば、1万円以上する高額な積み木セットもあります。“子どもに与えるものなのだからそんなに値段をかけなくてもいいのでは…”とも思えますが、先に述べたように子どもは同じおもちゃで遊び方を変えて長く遊んでくれる傾向があります。安価なおもちゃは耐久性や材質の問題で長く遊べないものも多いですが、良質なおもちゃの中には、親から子どもへ受け継げるほど長年愛用出来る物もあります。おもちゃは高い方がいい、安い方がいいというものではありませんが、高額なものでも長年愛着を持って遊べる良質なものであれば決して無駄ではないでしょう。

 

おもちゃは与え過ぎない

ついつい色々なおもちゃを買い与えてしまいがちですが、おもちゃは収納場所を決めてそこを超える程は買わないように心がけましょう。先の述べたように、子どもは一つのおもちゃを遊びこんでいくうちに発想力や想像力が育まれていきます。あまりたくさんのおもちゃに囲まれていると、自分の発想でバリエーションを広げようとしなくなるので注意が必要です。

 

ガラクタでも本人には宝物

複数おもちゃを持っていると、必ず一際思い入れの強い宝物のおもちゃが出来てきます。これは子どもによってどのおもちゃが宝物になるかはわからないので、おもちゃを処分したり整理したりする時は必ず親子で行いましょう。親から見た場合、シンプルなおもちゃや、ボロボロになっているおもちゃを処分してしまいがちですが、宝物のおもちゃを捨てたり人に譲ったりするのは抵抗がある子どももいるので気をつけてあげましょう。

 


 

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