危険!!赤ちゃんの事故ポイント30
赤ちゃんの行動は本当に予測不能。特にハイハイや歩き始めると、それこそ目を離せずママも気が休まりませんね。でも、大人の目線ではなかなか気づかない場所が、赤ちゃんにとってはとても危険な箇所が多くあります。
そこで、身の回りにある『赤ちゃんにとって危険ポイント』をまとめてみました。
お風呂で溺れる事故が毎年多く報告されています。
赤ちゃんは水遊びが大好きで、恐怖心もないので、歩けるようになるとお風呂場に一人で侵入してしまい、湯船に落ちてしまう可能性があります。深さ10センチでも溺れる可能性があります。お風呂を使わない時はは、湯船の水を抜くようにするか、残しておく場合でも、扉も開けられないように対策をしましょう。
入っている最中でも、熱いお湯や、蛇口でのやけどに気を付けましょう。また、ママが髪を洗っている間に溺れる事故も多いので、一人で入らせたりないようにしましょう。よく浮き輪で遊ばせるご家庭が多いですが、ひっくり返りやすいのでとても危険です。
お料理の時間は、赤ちゃんの扱いが難しいですね。泣きやまない子どもをおんぶしながら、料理することも多いのではないでしょうか。
油や熱湯のハネは、大人では大丈夫でも、赤ちゃんの薄い皮膚は十分やけどしてしまいます。また、足元におくことも大変危険なのでやめましょう。誤飲や扉の中や、コードを引っ張ってモノが落っこちたり、キッチンには危険がいっぱい。手が届かないように対策を行いましょう。
入口のベビーゲート設置や、扉や引き出しのストッパーやS字フックなども活用しましょう。料理中はベビーラックに置いて、赤ちゃんが見える環境で行うこともおススメです。
そして、赤ちゃん自身に危険なコトや危険なモノを少しずつ教えていくこともとても重要です。
動きが活発になると洗面台や洗濯機によじ登って落っこちることがあります。特に洗濯機の中に頭から転落して大事故になるケースもあります。また、洗剤や薬品の誤飲や、カミソリなどにも手が届かないようにしましょう。
まずは、危険なモノは高いところに置いて手が届かないよう対策がよいですが、扉にストッパーを付けるなどもよいでしょう。
便器の中に頭から転落する事故が起こっています。トイレのフタを下ろして、扉もちゃんと締めるようにしましょう。
消臭剤や、洗浄剤などの誤飲もあります。手に届かないよう高い場所に置くのがよいでしょう。
お布団での窒息事故も大変多い事故です。寝返りをうてない赤ちゃんの口がふさがらないよう、柔らかい布団でうつ伏せは避けたほうがよいでしょう。うつ伏せについては、乳児突然死症候群との可能性も指摘されてますので、原則として避ける方が賢明といわれています。
添い寝の時も、掛け布団が顔を覆ってしまう可能性があります。添い寝は寝かしつけの手段として、小さいうちはベビーベッドを利用するほうがよいでしょう。
ベビーベッドでは、抱き抱えの時に注意することはもちろん、柵がちゃんと閉まっておらず、落下することが多いので気をつけましょう。また、大きくなってベビーベッド内でつかまり立ちできるようになると、弾みで柵が空いたり、柵の上から転落することがありますので、成長具合をみながら適切に使用しましょう。
つかまり立ちを始めると、赤ちゃんは楽しくて家中を動き回り、至る所で転びます。ママとしても目が離せない大変な時期ですよね。転んで頭をぶつける可能性のあるカドは、極力なくすように点検してみましょう。テレビ台のカドなど鋭利は部分は、コーナーガードなどで保護しましょう。
モノをいろいろと置かないことが重要です。テーブルの上に手が届きそうになると、モノが落っこちて危険です。特に、テーブルクロスは、引っ張って大怪我をする危険があります。
また、テーブルによじ登って遊ばないように、その頃には、きっちりと言い聞かせることも大事です。
食事中の椅子からの転落は、一度や二度は経験することかもしれませんが・・・、保護バーのついたベビーチェアや、座位も出来るベビーラックなどは本当に重宝します。
また、転落の危険がある場所には、プレイマットなどを敷いておくこともおススメです。
寒い時期、電気カーペットで、重篤な熱中症になるケースが報告されています。赤ちゃんは、まだ体温調節をうまくできません。使用する場合も、温度調整には気を付け、寝かしつけには絶対に使用しないようにしましょう。
ブラインドの紐が、首に巻き付く窒息事故が起こっています。ブラインドやカーテンの紐は、椅子やソファ越しにも、お子様の手が届かないように配置しましょう。
置き式のストーブやヒーターは、火傷や火事の危険があるのでお勧めしませんが、使用する場合には、赤ちゃんが近寄れないように、ヒーターガードなどで対策しましょう。
扇風機も、小さい指が入りこまないように、羽がないタイプや、安全機能がついたタイプのものがよいでしょう。また、扇風機カバーを利用するのもよいでしょう。
赤ちゃんは、小さな穴が大好きです。小さな指でも入ることはないでしょうが、金具をもって穴をいじった場合には感電してしまします。プラグを抜き差しすることも大変危険です。全体を覆うコンセントカバーや、使用していない穴にはコンセントキャップをつけるのがよいでしょう。
ケーブル類で、感電したり、首に巻き付いた事故があります。お子様の手が届かないよう、極力隠して、お子様の手に触れさせないようにしましょう。
とにかく開けたがります。気付くと引き出しの中をひっくり返されるご家庭も多いのでは・・・。まず、締めるときに、指を挟む可能性が非常に高いので、引き出しロックや指ガードを活用しましょう。
調理器具や、工具など危険なモノが入った引き出しは、開けることが出来ないように対策しましょう。
また、赤ちゃんに言い聞かせることが大事です。やさしく教えていきましょう。
テーブルと同様に、赤ちゃんに危険なモノは、整理しましょう。特に落下の可能性があるモノは、手の届かない場所に移しましょう。
非常に多い事故です。赤ちゃんは、まず口に入れて、その感触や味を確かめようとします。4センチ以内のモノはすべて口に入れられる可能性があります。床や机の上など、普段から、危険なモノは手の届かないところに置くようにしましょう。
買い物袋などを、遊んでいて顔に被って窒息する可能性があります。キッチン等にあるビニール袋の保管場所に注意しましょう。
タバコに含まれるニコチンは、幼児であれば、1/2~1本で致死量に達するといわれています。口に入れたニコチンが直ちに吸収されることはないので、重篤な症状になることは稀ですが、タバコの使った液体などを誤飲などしたら大変です。
タバコ・灰皿には、必ず手の届くことがないようにしましょう。
隙間から落ちてしまうようなベランダはないと思いますが、可能性がある場合は、防護ネットをつけるのがよいでしょう。また、室外機や棚などを踏み台に柵を越えることがないように、足場となる可能性のあるモノの配置には気をつけましょう。
室内の扉は、サッシロックなどで勝手に開けられないようにするのがおすすめです。
エレベータ、お店、電車などの自動扉は非常に危険です。赤ちゃんの小さい指では、センサーも感知できず、挟まれたり、引き込まれる可能性がありますので十分に注意しましょう。
室内の階段での転落事故対策として、転落防止柵やネットがありますので活用しましょう。
エスカレータを、ベビーカーに乗せたまま利用する方をよく見かけますが、当然、危険な行為です。降りる際の段差にタイヤが引っかかって、そのまま後ろに転落して親子が大怪我をした事故が起こっています。
また、ゴム素材のサンダルが巻き込まれる事故が以前、よく報道されていましたが、お子様の足元には注意しましょう。
ベビーカーのは、赤ちゃんの成長に応じた、適正なモノを選びましょう。使用の際には、機種の使用方法を順守し適切に使いましょう。
よくある事故としては、ベルト未装着による転落事故、買い物袋をハンドルに引っ掛けた際の転倒事故です。無理な使用は避け、ベルト装着は必ずしましょう。自動車にはね飛ばされても赤ちゃんは無傷だったケースがありました。
道路上や駅のホームなどのわずかな傾斜も大変危険ですので、手を放す際は必ずブレーキを掛けるようにしましょう。
また、夏場の脱水症状や熱中症も多く起こっています。アスファルトの上などでは、赤ちゃんの高さの温度は大変高くなります。通気性も悪いので、温度調節に必ず気を配りましょう。
チャイルドシートの着用義務は、満6歳までです。しかしながら、乗車時に必ず着用している方の割合は、4割程度といわれています。しかも、助手席に設置しているケースや、正しく設置されていないケースなど、正しく安全に着用しているのは約2割といいます。理由としては、「赤ちゃんが嫌がるから」「同乗者が抱っこしているから」など、親側の認識に大きな問題があるようです。正しくチャイルドシートを使用していない人は、赤ちゃんの死亡重症率正しく利用している人の7倍との調査も出ています。
これから使用する方、また今使用している方も改めて、チャイルドシートの使用状況について、確認してみましょう。
(参考:アップリカ・チルドレンズプロダクツ調べ)
後部座席のお子様側の、チャイルドロックと、パワーウィンドウのロックは必ず行いましょう。また、チャイルドシート内は、温度が上がりやすく、お子様の脱水症状や、熱中症も起こりやすいので、温度調整や水分補給などは気を付けましょう。
お子様を乗せて、あるいは、おんぶ・抱っこしての運転は、とても危険な行為ですので極力避けた方が良いでしょう。
運転中はもとより、お子様の乗り降りの際にも、転倒事故が多いので、安全運転を心がけましょう。また、転倒した場合は、お子様は頭を打つことが多いので、ヘルメットは必須です。
フードのついた子ども服での事故が報告されています。フードをドアノブに引っ掛けて首を絞めたり、フードの紐が、すべり台などの遊具に引っ掛けてしまうケース、自転車等に巻き込まれたケースなど。。
あまり神経質になるのもどうかと思いますが、こうした危険が危険が潜んでいるのも事実。子ども服の紐は抜いておくなど、の対策も検討してみましょう。
お子様の喉を通りやすい、飴玉やグミなどでの窒息事故があります。遊んでいるときや、泣いた弾みで、気管に入りやすいでので、与えるときには、椅子に座らせて食べさせ、お子様から離れないように注意しましょう。
着脱時の転落事故が一番多いです。抱っこひもは、お子様の対象年齢や利用方法など、適切に使用しましょう。
首の座っていない乳幼児の場合は、頭が不安定にならないように注意しましょう。また、窒息しないように、赤ちゃんの顔が見える態勢で使用しましょう。
さらに、スリングタイプなど、赤ちゃんの脚を伸ばした姿勢をとらせるものは、股関節脱臼になるケースもありますので、カエル脚の姿勢になるタイプをお勧めします。
17/11/10
17/05/15
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赤ちゃんの行動は本当に予測不能。特にハイハイや歩き始めると、それこそ目を離せずママも気が休まりませんね。でも、大人の目線ではなかなか気づかない場所が、赤ちゃんにとってはとても危険な箇所が多くあります。
そこで、身の回りにある『赤ちゃんにとって危険ポイント』をまとめてみました。
お風呂場
お風呂で溺れる事故が毎年多く報告されています。
赤ちゃんは水遊びが大好きで、恐怖心もないので、歩けるようになるとお風呂場に一人で侵入してしまい、湯船に落ちてしまう可能性があります。深さ10センチでも溺れる可能性があります。お風呂を使わない時はは、湯船の水を抜くようにするか、残しておく場合でも、扉も開けられないように対策をしましょう。
入っている最中でも、熱いお湯や、蛇口でのやけどに気を付けましょう。また、ママが髪を洗っている間に溺れる事故も多いので、一人で入らせたりないようにしましょう。よく浮き輪で遊ばせるご家庭が多いですが、ひっくり返りやすいのでとても危険です。
キッチン
お料理の時間は、赤ちゃんの扱いが難しいですね。泣きやまない子どもをおんぶしながら、料理することも多いのではないでしょうか。
油や熱湯のハネは、大人では大丈夫でも、赤ちゃんの薄い皮膚は十分やけどしてしまいます。また、足元におくことも大変危険なのでやめましょう。誤飲や扉の中や、コードを引っ張ってモノが落っこちたり、キッチンには危険がいっぱい。手が届かないように対策を行いましょう。
入口のベビーゲート設置や、扉や引き出しのストッパーやS字フックなども活用しましょう。料理中はベビーラックに置いて、赤ちゃんが見える環境で行うこともおススメです。
そして、赤ちゃん自身に危険なコトや危険なモノを少しずつ教えていくこともとても重要です。
洗面所
動きが活発になると洗面台や洗濯機によじ登って落っこちることがあります。特に洗濯機の中に頭から転落して大事故になるケースもあります。また、洗剤や薬品の誤飲や、カミソリなどにも手が届かないようにしましょう。
まずは、危険なモノは高いところに置いて手が届かないよう対策がよいですが、扉にストッパーを付けるなどもよいでしょう。
トイレ
便器の中に頭から転落する事故が起こっています。トイレのフタを下ろして、扉もちゃんと締めるようにしましょう。
消臭剤や、洗浄剤などの誤飲もあります。手に届かないよう高い場所に置くのがよいでしょう。
寝室・ベビーベッド
お布団での窒息事故も大変多い事故です。寝返りをうてない赤ちゃんの口がふさがらないよう、柔らかい布団でうつ伏せは避けたほうがよいでしょう。うつ伏せについては、乳児突然死症候群との可能性も指摘されてますので、原則として避ける方が賢明といわれています。
添い寝の時も、掛け布団が顔を覆ってしまう可能性があります。添い寝は寝かしつけの手段として、小さいうちはベビーベッドを利用するほうがよいでしょう。
ベビーベッドでは、抱き抱えの時に注意することはもちろん、柵がちゃんと閉まっておらず、落下することが多いので気をつけましょう。また、大きくなってベビーベッド内でつかまり立ちできるようになると、弾みで柵が空いたり、柵の上から転落することがありますので、成長具合をみながら適切に使用しましょう。
カド
つかまり立ちを始めると、赤ちゃんは楽しくて家中を動き回り、至る所で転びます。ママとしても目が離せない大変な時期ですよね。転んで頭をぶつける可能性のあるカドは、極力なくすように点検してみましょう。テレビ台のカドなど鋭利は部分は、コーナーガードなどで保護しましょう。
テーブル
モノをいろいろと置かないことが重要です。テーブルの上に手が届きそうになると、モノが落っこちて危険です。特に、テーブルクロスは、引っ張って大怪我をする危険があります。
また、テーブルによじ登って遊ばないように、その頃には、きっちりと言い聞かせることも大事です。
椅子
食事中の椅子からの転落は、一度や二度は経験することかもしれませんが・・・、保護バーのついたベビーチェアや、座位も出来るベビーラックなどは本当に重宝します。
また、転落の危険がある場所には、プレイマットなどを敷いておくこともおススメです。
ホットカーペット
寒い時期、電気カーペットで、重篤な熱中症になるケースが報告されています。赤ちゃんは、まだ体温調節をうまくできません。使用する場合も、温度調整には気を付け、寝かしつけには絶対に使用しないようにしましょう。
ブラインド・カーテン
ブラインドの紐が、首に巻き付く窒息事故が起こっています。ブラインドやカーテンの紐は、椅子やソファ越しにも、お子様の手が届かないように配置しましょう。
ストーブ・ヒーター
置き式のストーブやヒーターは、火傷や火事の危険があるのでお勧めしませんが、使用する場合には、赤ちゃんが近寄れないように、ヒーターガードなどで対策しましょう。
扇風機
扇風機も、小さい指が入りこまないように、羽がないタイプや、安全機能がついたタイプのものがよいでしょう。また、扇風機カバーを利用するのもよいでしょう。
コンセントの穴
赤ちゃんは、小さな穴が大好きです。小さな指でも入ることはないでしょうが、金具をもって穴をいじった場合には感電してしまします。プラグを抜き差しすることも大変危険です。全体を覆うコンセントカバーや、使用していない穴にはコンセントキャップをつけるのがよいでしょう。
ケーブル・コード
ケーブル類で、感電したり、首に巻き付いた事故があります。お子様の手が届かないよう、極力隠して、お子様の手に触れさせないようにしましょう。
引き出し
とにかく開けたがります。気付くと引き出しの中をひっくり返されるご家庭も多いのでは・・・。まず、締めるときに、指を挟む可能性が非常に高いので、引き出しロックや指ガードを活用しましょう。
調理器具や、工具など危険なモノが入った引き出しは、開けることが出来ないように対策しましょう。
また、赤ちゃんに言い聞かせることが大事です。やさしく教えていきましょう。
棚・机
テーブルと同様に、赤ちゃんに危険なモノは、整理しましょう。特に落下の可能性があるモノは、手の届かない場所に移しましょう。
小物(口に入るもの)
非常に多い事故です。赤ちゃんは、まず口に入れて、その感触や味を確かめようとします。4センチ以内のモノはすべて口に入れられる可能性があります。床や机の上など、普段から、危険なモノは手の届かないところに置くようにしましょう。
ビニール袋
買い物袋などを、遊んでいて顔に被って窒息する可能性があります。キッチン等にあるビニール袋の保管場所に注意しましょう。
タバコ・ライター
タバコに含まれるニコチンは、幼児であれば、1/2~1本で致死量に達するといわれています。口に入れたニコチンが直ちに吸収されることはないので、重篤な症状になることは稀ですが、タバコの使った液体などを誤飲などしたら大変です。
タバコ・灰皿には、必ず手の届くことがないようにしましょう。
ベランダ
隙間から落ちてしまうようなベランダはないと思いますが、可能性がある場合は、防護ネットをつけるのがよいでしょう。また、室外機や棚などを踏み台に柵を越えることがないように、足場となる可能性のあるモノの配置には気をつけましょう。
扉・自動扉
室内の扉は、サッシロックなどで勝手に開けられないようにするのがおすすめです。
エレベータ、お店、電車などの自動扉は非常に危険です。赤ちゃんの小さい指では、センサーも感知できず、挟まれたり、引き込まれる可能性がありますので十分に注意しましょう。
階段
室内の階段での転落事故対策として、転落防止柵やネットがありますので活用しましょう。
エスカレータ
エスカレータを、ベビーカーに乗せたまま利用する方をよく見かけますが、当然、危険な行為です。降りる際の段差にタイヤが引っかかって、そのまま後ろに転落して親子が大怪我をした事故が起こっています。
また、ゴム素材のサンダルが巻き込まれる事故が以前、よく報道されていましたが、お子様の足元には注意しましょう。
ベビーカー
ベビーカーのは、赤ちゃんの成長に応じた、適正なモノを選びましょう。使用の際には、機種の使用方法を順守し適切に使いましょう。
よくある事故としては、ベルト未装着による転落事故、買い物袋をハンドルに引っ掛けた際の転倒事故です。無理な使用は避け、ベルト装着は必ずしましょう。自動車にはね飛ばされても赤ちゃんは無傷だったケースがありました。
道路上や駅のホームなどのわずかな傾斜も大変危険ですので、手を放す際は必ずブレーキを掛けるようにしましょう。
また、夏場の脱水症状や熱中症も多く起こっています。アスファルトの上などでは、赤ちゃんの高さの温度は大変高くなります。通気性も悪いので、温度調節に必ず気を配りましょう。
チャイルドシート
チャイルドシートの着用義務は、満6歳までです。しかしながら、乗車時に必ず着用している方の割合は、4割程度といわれています。しかも、助手席に設置しているケースや、正しく設置されていないケースなど、正しく安全に着用しているのは約2割といいます。理由としては、「赤ちゃんが嫌がるから」「同乗者が抱っこしているから」など、親側の認識に大きな問題があるようです。正しくチャイルドシートを使用していない人は、赤ちゃんの死亡重症率正しく利用している人の7倍との調査も出ています。
これから使用する方、また今使用している方も改めて、チャイルドシートの使用状況について、確認してみましょう。
(参考:アップリカ・チルドレンズプロダクツ調べ)
車・ドア・自動窓
後部座席のお子様側の、チャイルドロックと、パワーウィンドウのロックは必ず行いましょう。また、チャイルドシート内は、温度が上がりやすく、お子様の脱水症状や、熱中症も起こりやすいので、温度調整や水分補給などは気を付けましょう。
自転車
お子様を乗せて、あるいは、おんぶ・抱っこしての運転は、とても危険な行為ですので極力避けた方が良いでしょう。
運転中はもとより、お子様の乗り降りの際にも、転倒事故が多いので、安全運転を心がけましょう。また、転倒した場合は、お子様は頭を打つことが多いので、ヘルメットは必須です。
フード・パーカー
フードのついた子ども服での事故が報告されています。フードをドアノブに引っ掛けて首を絞めたり、フードの紐が、すべり台などの遊具に引っ掛けてしまうケース、自転車等に巻き込まれたケースなど。。
あまり神経質になるのもどうかと思いますが、こうした危険が危険が潜んでいるのも事実。子ども服の紐は抜いておくなど、の対策も検討してみましょう。
飴・グミ系の食べ物
お子様の喉を通りやすい、飴玉やグミなどでの窒息事故があります。遊んでいるときや、泣いた弾みで、気管に入りやすいでので、与えるときには、椅子に座らせて食べさせ、お子様から離れないように注意しましょう。
抱っこひも
着脱時の転落事故が一番多いです。抱っこひもは、お子様の対象年齢や利用方法など、適切に使用しましょう。
首の座っていない乳幼児の場合は、頭が不安定にならないように注意しましょう。また、窒息しないように、赤ちゃんの顔が見える態勢で使用しましょう。
さらに、スリングタイプなど、赤ちゃんの脚を伸ばした姿勢をとらせるものは、股関節脱臼になるケースもありますので、カエル脚の姿勢になるタイプをお勧めします。