「初乳」と「成乳」と赤ちゃんの元気

株式会社 ニコ・ワークス

「初乳」と「成乳」と赤ちゃんの元気

2013/10/16 「初乳」と「成乳」と赤ちゃんの元気

おっぱいには「初乳」と「成乳」という種類があるのを知っていますか? 初乳とは、産後間もなくから1週間目くらいに出るおっぱいで、黄色っぽく量もほんのちょっとで、じわ~っと出る感じのものです。甘さもあまりなく、塩分を含み、赤ちゃんの胎便を排出する働きを持っています。そして、初乳には、人工ミルクでも太刀打ちできないほど驚くべきパワーを秘めています。アレルゲンやウィルスに対抗するためのスーパー免疫成分。これは、成長していく赤ちゃんになくてはならないもので、初乳から成乳になるにつれて薄くなっていきます。

やがて、初乳と成乳が混ざり合った「移行乳」になり、その後、1週間から10日で白い成乳になります。「成乳」は、水分・脂肪・たんぱく質・乳糖・その他と、赤ちゃんの健康と成長を作る栄養素がバランスよく含まれるフルコースです。
成乳のすごいところは、脂肪もたんぱく質も、ビタミンもミネラルも、ほとんどの栄養が、赤ちゃんの成長に合わせて質も量も変化するという点です。そのときの赤ちゃんの消化や吸収機能に沿うように、必要な分だけ含まれていること。こんなすごいおっぱいを飲んで育つ赤ちゃんはどんな子だと思いますか?

・からだ全体が引き締まり、いわゆるかた太りの体格になる
・顔色がよく、顔自体も引き締まっている(小顔傾向)
・あごやこめかみの筋肉が発達
・胃腸が丈夫。
・かぜをひいても回復が早い
・情緒が安定して機嫌が良い
・表情が豊かで、よく笑う

もっと言うと、頭も良くなっちゃう! 母乳には、脳神経の発達を促す栄養素(タウリンなど)が含まれていたり、口筋やこめかみの筋力を発達させ、脳神経を刺激することも研究でわかっています。
さらに、授乳というスキンシップが赤ちゃんの安心やママとの信頼関係を作り、機嫌のいい赤ちゃんは五感も発達しやすくなります。愛情あふれる育児が健全な赤ちゃんの成長を育み、健康なからだはかしこい子どもを作ります。もう、これを聞いたら、母乳育児したくなったでしょ。私たち桶谷では、この母乳育児の確立をお手伝いしています。

 

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桶谷式母乳育児相談室(桶谷式乳房管理法研鑽会)

「おっぱいがでない」「おっぱいが痛い」「赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれない」「ちゃんとおっぱいが出ているか不安」という悩みを抱えたママたちに、乳房の基底部(乳腺体の後面)の伸展性をよくしておっぱいをスムースに出す、独自の「痛くないマッサージ」を行う桶谷式母乳育児相談室。

乳房マッサージや授乳指導援助、搾乳指導援助なども行っています。

桶谷母乳育児相談室は、母乳育児を応援しています!
母乳マッサージやおっぱいトラブルに関する悩みなど、 まずは小さなことでも相談してみてください。
 

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