赤ちゃんが泣きやまない!理由と対処法

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赤ちゃんが泣きやまない!理由と対処法

2017/12/26 赤ちゃんが泣きやまない!理由と対処法

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泣いたらすぐにお返事。理由がわからなくてもゆったり構えて

赤ちゃんは言葉が話せないので、泣くことが唯一の意思表示です。

「泣いたら来てくれる」という体験を重ねていくことで、赤ちゃんは安心感を得ていくので、泣いたらまずは返事をして、呼ばれたことに気づいたというサインを送ることが大切。できるかぎりすぐそばに行き、赤ちゃんの要求に答えましょう。

 

はじめのうちはおむつなのかミルクなのか、ママも手探りです。「あれ?ミルクじゃなかったの?」ということも日常茶飯事。

理由もわからず赤ちゃんが泣き続けると、「泣きやませなきゃ!」と焦ってしまいますが、赤ちゃんもただ泣きたいだけの時もあったりするので、焦らずゆったり構えることも必要です。

 

赤ちゃんが泣く理由

眠い、疲れている

抱っこしたり、部屋を暗くしてみたりする

 

暑くて不快

衣類や布団を減らす、室温を調整するなど

 

お腹が空いている

授乳してみる

 

おむつが汚れている

おむつをチェック

 

具合が悪い(病気のサイン)

体温や顔色などをチェック

 

お腹が張っている

(げっぷ、ウンチ/おならがしたい、出ない)

背中をトントンしたり、おなかを時計回りになでたりする

 

特別な理由がわからない

ママの温もりで安心したいだけかも

 

ママの困った!

今どうしても手が離せない!

どうしてもすぐにそばに行かれないときは、「〇〇ちゃん、どうしたの?」など、そばに行かれるまで声をかけてあげましょう。

 

何をしても泣きやまない!

具合も悪くなさそうなのに泣き続けるとき、ママが焦るとイライラが赤ちゃんに伝わり悪循環に。「きっと泣きたいんだ」と大きく構えて。

 

ベットに寝かせた途端に泣き出す!

ベッドに寝かせるとママの温もりが突然なくなって不安なのでしょう。しばらく添い寝するなど、ママの気配を感じ続けられるようにしてあげると◎。

 

先生!教えて

見逃さないで具合が悪いときのサイン

考えられる原因を取り除いて、なだめても泣き続けるときは、具合が悪いサインかも。以下のことが思い当たる時は受診しましょう。

 

・いつもより泣き方が激しい。突然激しく泣き、泣き続ける

・顔色や唇の色が悪い

・発熱している

・機嫌が悪い

・食欲がない

・便に粘り気があり血が混ざっている

・しきりに耳を触る(耳に手を持っていく)

・吐きもどす

・発疹がある

 


今回お話をお聞きしたのは、

坂田清美先生

助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。

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