１日ほうれん草１束分！？赤ちゃんとママに必要な「葉酸」について

妊娠すると、が然注目されはじめる！？「葉酸」という栄養素。みなさんは、この葉酸について正しく理解していますか？

妊婦さんに必要な１日の摂取量は、ほうれん草であれば、なんと「１束分」！必要といわれながら、通常での食事だけで摂るのが難しい葉酸について、正しい知識と、摂取方法についてご紹介します。

葉酸とは？

葉酸は、水溶性のビタミンB群の一種で、ほうれん草やブロッコリー、レバーなどに含まれる栄養素です。

葉酸は、DNAなどを構成する核酸の生成に重要な役割を果たします。また細胞分裂に必要なタンパク質を作りだすためにも必須の栄養素となります。したがって、赤ちゃんの細胞が作られる妊娠期や授乳中のママにとってはとても大事な栄養素なのです。

２００２年からは「母子健康手帳」にも、その必要性が記述されるようになり、一般的にも知られるようになりました。

不足すると赤ちゃんに与える影響は？

胎児に先天性の疾患をまねく危険があり、特に、「神経管閉鎖障害」の発症リスクが高くなると言われています。「神経管閉鎖障害」とは脳や脊髄などの元となる神経系細胞の分裂の不全がおこることで、運動障害や排せつ障害、あるいは無脳症などで流産や死産となる確率も高くなります。

このリスクは胎児の細胞分裂がさかんな妊娠初期に起こりやすため、まだ妊娠していない女性にとってもとても大事な栄養素といえます。

また、授乳期においては、赤ちゃんの発育に遅れをおよぼすことが指摘されています。

必要な葉酸摂取量は？

厚生労働省の推奨では、妊娠を希望する女性に対しては１日４００㎍（マイクログラム）、妊娠中に女性については４８０㎍、授乳中は３４０㎍とされています。

成人女性の推奨値が２４０㎍ですので、それだけ新しい生命に費やされるということですね。

それでは、妊娠中の必要量４８０㎍とはどれくらいの量かといいますと、ほうれん草１束分です。なかなか通常の食生活でこれだけを摂取するのは大変かもしれません。

また、葉酸は水溶性のビタミンなので、体内では蓄積されずらく、毎日摂取することが必要なのです。

サプリの活用がオススメ

このように葉酸とは、健康なからだには必須であるものの、ビタミン不足になりがちな現代の食生活では適切に摂りづらい栄養素の一つなのです。特に、妊娠中のママなどにとってはなおさらです。

毎日の食生活で、葉酸をはじめとした栄養をバランスよく意識的に摂るようにしましょう。それでも不足しがちな栄養素については、サプリメントなど栄養補助食品で補っていくのがよいでしょう。つわり等でなかなか普通の食事がとりにくいママにとっても負担なく摂取することができます。

葉酸サプリメントなどの栄養補助食品に関しては、厚生労働省からも正式に推奨されています。「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」

健やかな赤ちゃんの成長とママの元気なからだのために、健康的な食生活を送りたいものですね。

ベルタ葉酸サプリの詳細はこちらから

（協力：株式会社ビーボ）