個人差が大きい子どもの成長 「ゆっくり見守ること」が大切

株式会社 ニコ・ワークス

個人差が大きい子どもの成長 「ゆっくり見守ること」が大切

2015/02/02 個人差が大きい子どもの成長 「ゆっくり見守ること」が大切

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子どもが産まれて成長していくにつれて、首が座るタイミング、寝返りをするタイミング、お座り、ハイハイといったように、産まれてきた赤ちゃんはどんどんできることが増えていきますよね。

しかし出来るようになる時期には赤ちゃんごとに個人差があり、その個人差によって悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか。

 

 成長速度は子どもの性格に影響大

ずっとお座りをしているのんびり屋の子、ずっと動き回っている好奇心旺盛な子、ずっと泣いている子、笑っている子など、子どもの性格は十人十色ですが、子どもの性格は成長のスピードを大きく左右する要素です。

動き回っている子のハイハイが早いのは当然ですし、座ってばかりの子が立ち上がるのが遅いのは当然と考えましょう。焦る必要はありません。

これは運動的なものだけではなく、言葉にしても同様です。

例えば積極的な子は、聞いた言葉や覚えた言葉を実際に発してみるようになりますが、慎重派の子は頭で理解していても言葉に出すことをしないことがあります。

実際にママ友の中には、子どもの言葉が周囲より遅いことを心配して定期的に専門家に確認してもらっていた人もいます。

その子は少し離れたところから観察しているタイプのお子さんで、言葉も歩くのも平均より多少遅れていました。しかし、話しかけると内容について「うん」などときちんと返事もします。頭では理解しているのです。

幼稚園に入って、親から離れ同じくらいの子どもたちと接する機会が増えたことにより、その子はそれまでが嘘のように活発な子になり、言葉も運動も全く周囲に引けを取らない状態になっています。

成長も発達もその子のペースがあると考え、見守ってあげましょう。

 

同年代とのコミュニケーションがカギ

前述のとおり子どもの成長速度には個人差があるので、成長の早い・遅いは気にする必要はありません。しかし、実際に成長が遅れている子どものママは心配で仕方ないと思います。

そういう方は、児童館や支援センターなど何でも良いので、同じくらいの子どもたちがいる場所にどんどん行ってみましょう。そして、色んな性格の子どもと接する機会を子どもに与えてください。

すると、子どもにとっても同じくらいの子がやっているということで興味が広がり、子どもは言葉や行動、コミュニケーションなど様々なことを学びます。

ママも色んな子どもを見ることによって成長速度がそれぞれだということがわかり、気持ちに余裕ができます。

そして、親がさまざまな人と関わり合い、それを子どもに見せてあげてはいかがでしょうか。

「こういう風に遊ぶんだよ」「こういう風に話せばいいんだよ」と見本を見せてあげてください。子どもは親をよく見ています。一番の見本になってあげてください。


 

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