妊娠・出産後の歯の健康

株式会社 ニコ・ワークス

妊娠・出産後の歯の健康

2013/10/15 妊娠・出産後の歯の健康

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妊娠中や出産後に起こる歯のトラブルは「赤ちゃんにカルシウムを取られているから」などと言われがち。けれど、実際は妊娠や授乳が直接の原因ではないようです。
つわりで歯みがきが満足にできなかったり、間食が増えて歯が汚れがちになるなど、妊娠期特有の生活が要因のひとつに。また、出産時の歯のくいしばりもよくありません。妊娠中は免疫力が低下するので、こういったことが歯の病気につながりやすくなるのです。
こまめなケアで、口の中の細菌を減らすよう心がけましょう。

 

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Question 妊娠・出産後の歯の健康_6
Answer 安定期に入ってからの治療は問題ありません。ただ後期になると、あお向けの姿勢での治療がつらくなったり、出産後は外出しづらくなります。
そのため、安定期に入ったらなるべく早く治療を行いましょう。
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Question 妊娠・出産後の歯の健康_7
Answer 歯の治療時に行うレントゲンは、X線の量もわずかで局所的なので、全く心配いりません。また、麻酔や痛み止めなどの薬も赤ちゃんへの影響はありません。ただ、受診前に、必ず妊娠していることを医師に告げるようにしてください。
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Question 妊娠・出産後の歯の健康_8
Answer できれば妊娠前に歯科検診を受けておくのが理想的です。妊娠した場合は、安定期に入ってから一度、歯科検診を受けるようにしましょう。歯のクリーニングや歯石を取り除けば、歯肉炎など歯のトラブルの予防につながります。

イラスト:大迫緑


今回お話をお聞きしたのは

米田成位先生

米田歯科医院院長

一般歯科のほかに、健康・美容面もサポート。奥様の出産をきっかけに、出産時の葉のくいしばりに備えた「マタニティプラン」が好評。

http://www.yoneta-clinic.com/index.html

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