冬の感染症にご注意!
妊娠、授乳中のママは免疫力が落ちやすく、 感染症にかかりやすくなっています。 丁寧な予防でママや赤ちゃんの大切な体を守りましょう。
冬は、低温、低湿度を好むウイルスにとって大好きな季節。インフルエンザ、感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)、RSウイルス感染症など、怖い病気が流行します。ウイルスは咳やくしゃみにより様々なところに飛散・付着しています。そこに触れた手がウイルスを運び、鼻や口に触れると、粘膜から侵入し、接触感染を起こします。妊娠、授乳中のママや赤ちゃんが、感染症にかかってしまうと薬が使えないことが多く、治療が難しいというのが現実です。外出を控えたり、手洗いをしたりして感染症の予防をしましょう。「手洗い」は、なんとなくするだけでは効果がありません。「しっかり手洗い」を習慣にして、怖いウイルスをシャットアウトしましょう!
手洗いは石鹸を使って30秒以上かけて念入りに。 流水で流したら、清潔なタオルでしっかりと拭き取りましょう。
①石鹸をよく泡立てて、手のひら同士をよくこすり合わせる。
②両手の甲を伸ばすようにして、こする。
③指先や爪の間も念入りに。
④両指の股をこすり合わせ、指の間もよく洗う。
⑤親指をもう一方の手で握り、ねじるようにして付け根から指先まで洗う。
⑥手首も忘れずに。
赤ちゃんとかかわる家族全員がウイルスをママや赤ちゃんに近づけないことがとっても大切です。家族全員が念入りに手洗いをして、玄関でコートを脱いでから部屋に入るなどウイルスを赤ちゃんに近づけないように心がけることが大切です。
お部屋を適度に加湿!
感染症のウイルスはうるおいを嫌います。適度な湿度や室温の中では、ウイルスの繁殖力が衰えるので、風邪やインフルエンザの予防にもつながります。
今回お話を伺った先生
坂田清美先生
助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。
17/11/10
17/05/15
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妊娠、授乳中のママは免疫力が落ちやすく、
感染症にかかりやすくなっています。
丁寧な予防でママや赤ちゃんの大切な体を守りましょう。
とにかく「予防」が大切
冬は、低温、低湿度を好むウイルスにとって大好きな季節。インフルエンザ、感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)、RSウイルス感染症など、怖い病気が流行します。ウイルスは咳やくしゃみにより様々なところに飛散・付着しています。そこに触れた手がウイルスを運び、鼻や口に触れると、粘膜から侵入し、接触感染を起こします。妊娠、授乳中のママや赤ちゃんが、感染症にかかってしまうと薬が使えないことが多く、治療が難しいというのが現実です。外出を控えたり、手洗いをしたりして感染症の予防をしましょう。「手洗い」は、なんとなくするだけでは効果がありません。「しっかり手洗い」を習慣にして、怖いウイルスをシャットアウトしましょう!
しっかり手洗い
手洗いは石鹸を使って30秒以上かけて念入りに。
流水で流したら、清潔なタオルでしっかりと拭き取りましょう。
①石鹸をよく泡立てて、手のひら同士をよくこすり合わせる。
②両手の甲を伸ばすようにして、こする。
③指先や爪の間も念入りに。
④両指の股をこすり合わせ、指の間もよく洗う。
⑤親指をもう一方の手で握り、ねじるようにして付け根から指先まで洗う。
⑥手首も忘れずに。
家族みんなで予防
赤ちゃんとかかわる家族全員がウイルスをママや赤ちゃんに近づけないことがとっても大切です。家族全員が念入りに手洗いをして、玄関でコートを脱いでから部屋に入るなどウイルスを赤ちゃんに近づけないように心がけることが大切です。
お部屋を適度に加湿!
感染症のウイルスはうるおいを嫌います。適度な湿度や室温の中では、ウイルスの繁殖力が衰えるので、風邪やインフルエンザの予防にもつながります。
今回お話を伺った先生
坂田清美先生
助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。