母乳育児で分泌される ホルモンで良いことづくし

株式会社 ニコ・ワークス

母乳育児で分泌される ホルモンで良いことづくし

2017/11/10 母乳育児で分泌される ホルモンで良いことづくし

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母乳の分泌は、各種のホルモンの働きによって生産されます。その中でも特に、2種類のホルモンの働きが、大きく関わっています。
ひとつは「プロラクチン」。赤ちゃんが乳頭に吸いついたときの刺激で分泌され、乳房の中の毛細血管に血液が流れ出し、乳腺細胞が母乳を作り出して腺房内の風船の様な所に貯めはじめます。
この時、同時に分泌されるホルモンが「オキシトシン」です。
「オキシトシン」は、乳腺をとり巻く筋上皮細胞の収縮を助け、母乳を押し出す働きをするので、母乳育児には欠かせません。
「オキシトシン」は、別名『愛情ホルモン』や『しあわせホルモン』と呼ばれ、生まれたばかりの赤ちゃんのことがいとおしく思え、自然と深い愛情がわいてくるのを感じさせてくれます。
他にも赤ちゃんのお世話をしているときや赤ちゃんの泣き声を聞いたときなどにも分泌されるホルモンです。
さらに「オキシトシン」は、産後に子宮を収縮させるので、子宮を早くもとに戻す助けにもなります。余計な出血を減らす作用もあるのでママの体調のサポートもしてくれるというわけです。
「プロラクチン」と「オキシトシン」は、赤ちゃんに乳頭を吸ってもらうことで十分に分泌されるので、「母乳が出にくいなあ」と悩んでいる人も、できるだけ赤ちゃんに乳頭を吸わせてみてください。「オキシトシン」が分泌されると母乳は乳腺の乳管を通り、乳頭から分泌されます。
愛情ホルモンの「オキシトシン」は、ママだけの効果ではありません。ママとぴったりとくっつくことで、赤ちゃんの脳からも分泌されます。もちろんミルクで育てているママでも、授乳しながら目を見つめ合って話しかけてあげたりする事で、オキシトシンは分泌され、ママのことを心から信頼するようになります。
同じように、パパの中にもオキシトシンの素敵な効果が起きます! 赤ちゃんを抱っこしたり、スキンシップをすることで、パパと赤ちゃんに心のコミュニケーションが生まれます。
オキシトシンは、パパとママとのスキンシップでも効果があります。密着が多ければ多いほど夫婦間の愛情はより深まります。肩こりや腰痛、足のむくみで疲れているママに、優しくなでるようにマッサージをすることでストレスも和らぎ、良好な関係を保つこともできるんです。ぜひ、試してくださいね。

 

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