2大肌トラブル!
「あせも」と「おむつかぶれ」は最初のお肌の悩み。放っておくと治りが遅くなるので要注意!早期発見&早期治療に加え、毎日のケアで防ぐこともできます。
赤ちゃんの肌の厚さは大人の約半分くらい。バリア機能まだが未熟で、ちょっとした摩擦でもかぶれやすい状態にあります。とくに、「あせも」と「おむつかぶれ」は2大肌トラブル!あせもは、首まわりやわきの下、ひじの内側、おむつが触れる足の付け根や腰回りなど、汗がたまりやすいところにできやすくなります。 一方おむつかぶれは、汗や排泄物が蒸れて肌と肌がこすれあったり、おしっこやうんちの酵素、尿素、細菌や、肌と繊維が擦れることが原因に。小さな湿疹やかぶれ・ただれは、おしりや股のひだの中などにできやすく、かゆみやひりひりした痛みを伴います。 小さな赤ちゃんには、かゆみをガマンすることができません。かきこわしてしまい悪化させてしまうことも多いものです。そうならないためにも、日頃からのスキンケアが大切。すでに症状が出ている場合は、専門医に診せてくださいね。
赤 ちゃんの肌の厚さは大人の約半分くらい。バリア機能まだが未熟で、ちょっとした摩擦でもかぶれやすい状態にあります。とくに、「あせも」と「おむつかぶ れ」は2大肌トラブル!あせもは、首まわりやわきの下、ひじの内側、おむつが触れる足の付け根や腰回りなど、汗がたまりやすいところにできやすくなりま す。 一方おむつかぶれは、汗や排泄物が蒸れて肌と肌がこすれあったり、おしっこやうんちの酵素、尿素、細菌や、肌と繊維が擦れることが原因に。小さな湿疹やかぶれ・ただれは、おしりや股のひだの中などにできやすく、かゆみやひりひりした痛みを伴います。 小さな赤ちゃんには、かゆみをガマンすることができません。かきこわしてしまい悪化させてしまうことも多いものです。そうならないためにも、日頃からのスキンケアが大切。すでに症状が出ている場合は、専門医に診せてくださいね。
汗をかいたら、からだを拭くのも良いのですが、何度もごしごしと拭いてしまうと、かえって悪化させてしまう恐れもあります。いちばんおすすめなのは、沐浴やシャワーで汗を流すこと。やわらかいガーゼや素手でやさしく、なでるように肌をケアしましょう。
毎日使うタオルやガーゼ、肌着は基本コットン素材がいいでしょう。紙おむつは、通気性が良く、おしり内が極力蒸れないものを選ぶようにしてください。ただ、通気性が良いものでも、おしっこやウンチをしたまま長時間放置しないようにしてください。
腸が未熟な赤ちゃんは、便秘や下痢をくり返すことがよくあります。ゆるゆるウンチをしたとき、時間に余裕があればシャワーをして、お尻周りに付いた汚れをしっかり落とし、肌を清潔に保ちましょう。大切なのは、洗い流したあとによく乾かすことです。
赤ちゃんの肌は、一見うるおって見えますが、じつは乾燥しやすい敏感肌。汗や汚れをしっかり落としたあとに、たっぷり保湿することで肌あれを防げると、研究機関でも実証されています。目に見える箇所だけでなく、わきの下やひざの裏側、太ももの付け根、股の間やおしりの穴の周辺などもちゃんとケアしくださいね。
今回お話を伺った先生
坂田清美先生
助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。
17/11/10
17/05/15
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「あせも」と「おむつかぶれ」は最初のお肌の悩み。放っておくと治りが遅くなるので要注意!早期発見&早期治療に加え、毎日のケアで防ぐこともできます。
「あせも」と「おむつかぶれ」
赤ちゃんの肌の厚さは大人の約半分くらい。バリア機能まだが未熟で、ちょっとした摩擦でもかぶれやすい状態にあります。とくに、「あせも」と「おむつかぶれ」は2大肌トラブル!あせもは、首まわりやわきの下、ひじの内側、おむつが触れる足の付け根や腰回りなど、汗がたまりやすいところにできやすくなります。
一方おむつかぶれは、汗や排泄物が蒸れて肌と肌がこすれあったり、おしっこやうんちの酵素、尿素、細菌や、肌と繊維が擦れることが原因に。小さな湿疹やかぶれ・ただれは、おしりや股のひだの中などにできやすく、かゆみやひりひりした痛みを伴います。
小さな赤ちゃんには、かゆみをガマンすることができません。かきこわしてしまい悪化させてしまうことも多いものです。そうならないためにも、日頃からのスキンケアが大切。すでに症状が出ている場合は、専門医に診せてくださいね。
毎日ケアをして赤ちゃんの肌を守ろう!
赤 ちゃんの肌の厚さは大人の約半分くらい。バリア機能まだが未熟で、ちょっとした摩擦でもかぶれやすい状態にあります。とくに、「あせも」と「おむつかぶ れ」は2大肌トラブル!あせもは、首まわりやわきの下、ひじの内側、おむつが触れる足の付け根や腰回りなど、汗がたまりやすいところにできやすくなりま す。
一方おむつかぶれは、汗や排泄物が蒸れて肌と肌がこすれあったり、おしっこやうんちの酵素、尿素、細菌や、肌と繊維が擦れることが原因に。小さな湿疹やかぶれ・ただれは、おしりや股のひだの中などにできやすく、かゆみやひりひりした痛みを伴います。
小さな赤ちゃんには、かゆみをガマンすることができません。かきこわしてしまい悪化させてしまうことも多いものです。そうならないためにも、日頃からのスキンケアが大切。すでに症状が出ている場合は、専門医に診せてくださいね。
沐浴やシャワーで汗をしっかり落とす
汗をかいたら、からだを拭くのも良いのですが、何度もごしごしと拭いてしまうと、かえって悪化させてしまう恐れもあります。いちばんおすすめなのは、沐浴やシャワーで汗を流すこと。やわらかいガーゼや素手でやさしく、なでるように肌をケアしましょう。
肌に直接ふれるものはやさしい素材を
毎日使うタオルやガーゼ、肌着は基本コットン素材がいいでしょう。紙おむつは、通気性が良く、おしり内が極力蒸れないものを選ぶようにしてください。ただ、通気性が良いものでも、おしっこやウンチをしたまま長時間放置しないようにしてください。
ゆるゆるウンチの後は洗い流してしっかり乾燥
腸が未熟な赤ちゃんは、便秘や下痢をくり返すことがよくあります。ゆるゆるウンチをしたとき、時間に余裕があればシャワーをして、お尻周りに付いた汚れをしっかり落とし、肌を清潔に保ちましょう。大切なのは、洗い流したあとによく乾かすことです。
肌トラブルをふせぐもっとも有効なケアは保湿
赤ちゃんの肌は、一見うるおって見えますが、じつは乾燥しやすい敏感肌。汗や汚れをしっかり落としたあとに、たっぷり保湿することで肌あれを防げると、研究機関でも実証されています。目に見える箇所だけでなく、わきの下やひざの裏側、太ももの付け根、股の間やおしりの穴の周辺などもちゃんとケアしくださいね。
今回お話を伺った先生
坂田清美先生
助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。