母乳育児に不安を抱えているママへ

編集部には、「母乳育児をしたいけど自信がない」「働きながらでも大丈夫？」などたくさんの母乳の悩みが寄せられています。

こうしたママの不安に対して、武田先生に伺ってみましょう。

助産師として、母乳で子育てをすることは絶対に必要だと考えています。

まず栄養面において、母乳は赤ちゃんにとって完璧な栄養源であること。

赤ちゃんは生後６ヶ月頃から自分で免疫を作り出すことができますが、それまでは母乳を通じてママの免疫成分で守られます。

母乳には、赤ちゃんが元気に育つために必要な栄養素が全て含まれていて、なんと成長に合わせて必要な栄養素も変化するのです。

そして、母乳育児で「心の栄養」が育まれること。授乳を通じて、赤ちゃんはママの愛情を確かめます。

同時にママの体でも母性愛を育む、ホルモンが分泌され、親子の愛情やきずながしっかり生まれるのです。

育児はマラソンと同じです。

育児するママは頑張りすぎないこと、仕事、家事、体調などの状況に合わせ、決して無理をして完全母乳にこだわりすぎてはいけません。

ママがリラックスすることでいい母乳が出ますし、母乳をあげているときに気持ちも赤ちゃんに伝わりますので、ママにストレスがあるとそのまま赤ちゃんに伝わってしまいます。

大変なときはミルクと併用すればいいんです。

仕事が忙しいママは、家にいるときだけ母乳にすれば大丈夫。

栄養も愛情もちゃんと赤ちゃんに届きます。

桶谷式母乳育児相談室(桶谷式乳房管理法研鑽会)

「おっぱいがでない」「おっぱいが痛い」「赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれない」「ちゃんとおっぱいが出ているか不安」という悩みを抱えたママたちに、乳房の基底部(乳腺体の後面)の伸展性をよくしておっぱいをスムースに出す、独自の「痛くないマッサージ」を行う桶谷式母乳育児相談室。

乳房マッサージや授乳指導援助、搾乳指導援助なども行っています。

桶谷母乳育児相談室は、母乳育児を応援しています！
母乳マッサージやおっぱいトラブルに関する悩みなど、 まずは小さなことでも相談してみてください。