妊娠中・産後のスキンケア

株式会社 ニコ・ワークス

妊娠中・産後のスキンケア

2016/09/13 妊娠中・産後のスキンケア

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ホルモンと生活習慣の変化が影響します

妊娠中、出産後の肌トラブルはホルモンはホルモンバランスの急激な変化によって起こります。

それに加えて、妊娠中はつわりなどで食生活が変化したり、便秘がちになったり、出産後は育児による睡眠不足や疲労、精神的に不安定になるなど、体調や生活習慣の変化も影響します。

ホルモンの変化による肌トラブルは、時期がくれば落ち着きます、悪化させないようにスキンケアをし、同時に生活習慣にも気をつけましょう。

ただ、跡が残りやすいシミや妊娠線などはしっかり予防することが大切です。

 

 

妊娠中・産後の肌トラブルって?

 

妊娠中

・乾燥しやすく、かゆみや湿疹ができる

・汗をかきやすく、あせもができる

・お腹の皮膚が引きのばされて妊娠線ができる

 

妊娠中・産後

・肌が敏感になり、化粧品でかぶれる

・睡眠不足や便秘により吹き出物ができる

・紫外線によりシミそばかすができやすくなる

 

 

お肌のためにできること

 

しっかり保湿

顔は化粧水を含ませたコットンパックがおすすめ。201691316392.png

湯船に浸かりながらパックすると蒸気の効果で潤いアップ。

体はお風呂上がりに保湿クリームを塗る習慣を。

乾燥しやすい足のすね、背中、おなかはしっかり塗って。

 

紫外線からお肌を守る

妊娠中は紫外線のダメージを受けやすく、シミ、そばかすができやすいとき。

一度できてしまうと消えないので、UV対策を怠らないように。

日差しの強い日は肌の露出を控え、日焼け止めクリームを塗ること。

 

 

生活習慣を改善

寝不足、便秘、偏った食事など、生活習慣を見直しましょう。

ビタミンや食物繊維を多く含んだ野菜類を摂取したり、体を温めたり、適度な運動をすることが肌の改善につながります。

もちろん、お腹の赤ちゃんにとっても◎。

 

 

低刺激化粧品に変える

ホルモンの変化で肌が敏感になっているので、今まで使っていた化粧品が急に肌に合わなくなるということも。刺激の少ない化粧品を選び、顔につける前に必ず腕の内側などの皮膚の薄いところで試し塗りをして。

 

 

妊娠線予防には保湿と体重管理

オイルやボディーバターを使ってマッサージし、おなかの皮膚をしっとりやわらかく保ちましょう。

手のひら全体でおへそを中心に時計回りにやさしくマッサージ。胸、お尻、内ももも忘れずに。また、急激な体重増加を防ぐことも重要です。

 


今回お話をお聞きしたのは

坂田清美先生

助産士。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。

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