トイレトレーニングや発達に悩むママに、少し心が軽くなる話

株式会社 ニコ・ワークス

トイレトレーニングや発達に悩むママに、少し心が軽くなる話

2016/06/21 トイレトレーニングや発達に悩むママに、少し心が軽くなる話

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子育てをしていると、子どもの発達について悩むママは多いと思います。

離乳食のすすみやトイレトレーニング、ひとり歩きや発語、字の読み書き・・・。

ついつい周りの子と比べて、「うちの子はいつになったらできるようになるのかしら」と不安になることもあるでしょう。

でもその不安は、実は必要ないものかもしれません。

今回は、もっと長い目で見た子どもの成長について考えていきたいと思います。

 

 どうして人と比べてしまうのか?

基本的に日本人は、「人と同じ」ことを望む傾向があります。

それは、個性や自己アピールのうまさよりも、協調性や普通であることが好まれる風潮に起因するものでしょう。

 

子育てにおいても、「人と同じ」でないと不安になり、平均値やマニュアルから少しでもはずれるとあせってしまう。

特に一人目のお子さんを育てているママは、何もかもが初めてで、不安になることも多いと思います。

ご両親から「ちょっと遅いんじゃない?」とプレッシャーをかけられ、余計あせってしまうということもあるかもしれませんね。

 

 

誰もがいつかできることはあせらなくていい

目の前の子育てが生活の中心である今は、それが人生の大問題のように感じるかもしれません。

でも、いつトイレに行けるようになったか、いつ発語するようになったか、将来履歴書に書くことがあるでしょうか?

ないですよね(笑)。

できるようになるのが遅かったとしても、かえって笑い話や自虐的な武勇伝として話題にあがるくらいではないでしょうか。

 

みんないつかはできるようになることです。

それが数か月、数年違ったところで、人生という大きな流れの中でみれば、大したことではありません。

 

むしろ、そこで必要以上に神経質になり子どもを責めてしまうことで、子どもに不必要な劣等感やプレッシャーを与えてしまうことの方が怖いことではないでしょうか。

 

 

その子にしかできないことを見つけてあげる

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「誰もがいつかできるようになることを、少しでも早くできるようになること」。

それよりずっと大切なことがあります。

 

それは、その子にしかできないことを見つけてあげることです。

みんながいつかできることは、今早くできて「すごいね」と言われても、そのうち「普通」になります。

しかし、その子にしかできないことは、自信となり、生きがいとなり、一生の宝になります

 

その子にしかできない、というのは少しハードルが高いかもしれません。

その場合、「みんなができるわけではないけれど、その子ができること」でもかまいません。

生き物に優しい、元気よくあいさつができる、初めて会う人に物怖じしない、どんなささいなことでもよいです。

そこを見つけて、いっぱいほめてあげて、伸ばしていくサポートをしてあげたいですね。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

子どもにとっても、みんなができることを「どうしてできないの?」と責められるより、

自分のよさを認めてもらえる方がうれしいですよね。

そこから生まれる喜びと信頼が、長い目で見たとき、きっと生きてくるはずです。

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