子どもの第一反抗期「イヤイヤ期」の正しい接し方とは?

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子どもの第一反抗期「イヤイヤ期」の正しい接し方とは?

2016/05/17 子どもの第一反抗期「イヤイヤ期」の正しい接し方とは?

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1から10までママやパパのお世話が必要だった0歳~1歳頃を過ぎ、1歳半~2歳前後なると「イヤイヤ期」と呼ばれる時期が到来します。

頑固な我が子の「イヤイヤ」に直面し、ママやパパもイライラしてしまいがち。

そんなイヤイヤ期の子どもと接するために覚えておきたいポイントをご紹介します。

 

 なぜ子どもが「イヤイヤ」するの?

感情や思考といった「自我」「個性」が形成される1歳半頃から2歳前後は、子どもの自己主張が強くなり、何でも自分でやろうという自主性が高まります。

そのため、さまざまな理由で「イヤイヤ」してしまったり、かんしゃくを起こしてしまったりするのです。

子どもによって理由や原因はさまざまですが、子どもがイヤイヤしてしまう主なパターンは以下の3つです。

 

 

感情の表現がうまくできない

思考や感情が確立されていく一方で、まだまだ自分の気持ちをうまく言葉で表現することができず、それらを「イヤ」で表現してしまいます。

 

 

自分の思うようにならない

自主性が高まるこの時期は、さまざまなことに挑戦するようになります。しかし、イメージするようにうまくいかず、かんしゃくを起こしてイヤイヤしてしまうことがあります。

また、自分のやりたいことがあるのに「ごはん」や「ねんね」の時間でそれを遮られてしまい、かんしゃくを起こしてしまう場合も。

 

 

ママ・パパが反応してくれるから

イヤイヤすると親が反応してくれることを嬉しく思い、わざとイヤイヤして注意を引き、かまってもらおうとしているのかもしれません。

 

 

イヤイヤ期の子どもとの正しい接し方とは?

なかなか言うことを聞いてくれないイヤイヤ期は、ただの子どもの「わがまま」として映ってしまうかもしれません。しかし、頭ごなしに叱って子どもに恐怖心を与えてしまっては、その後の成長に悪影響を及ぼしてしまう可能性も。

3つのポイントを意識し、親子で上手にイヤイヤ期を乗り越えていきましょう。

 

 

イヤイヤの原因から意識をそらす

かんしゃくを起こしてしまった場合、まずは子どもを落ち着かせることを第一に考えます。

別の遊びやおもちゃを提案し、気持ちを切り替えてあげましょう。

しかし、「泣いたら何かをしてもらえる」と子どもが思ってしまわないように注意が必要です。

 

 

しっかりと理由を説明してあげる

イヤイヤをして親の反応を伺うことで、どこまでが「OK」でどこからが「ダメ」なのかを判断している場合があります。

頭ごなしに「ダメ!」というのではなく、子どもの気持ちを尊重し「そうだね」「イヤだったね」と同意した上で、しっかりと「ダメ」の理由を説明してあげてください。

 

 

子どもだからと割り切り、感情的にならない

少しずつ言葉を理解し、お話ができるようになってくる時期ですがまだまだ幼い子どもです。ママやパパの話を聞いて意味をちゃんと理解するのはまだ難しいということを頭に置き、余裕を持って向き合ってあげましょう。

 

 

ひどいイヤイヤや激しいかんしゃくで、ママも思わず感情が高まってしまったりイライラしてしまったりすると思います。

しかし、さまざまな世界に触れ、人と関わっていくことで、子どもは徐々に成長していきます。イヤイヤ期は誰もが通る道です。あまり肩に力を入れ過ぎず、根気強く子どもの成長を見守ってあげてくださいね。

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