「上の子の赤ちゃん返り」Hacchi先生の子育てお悩み相談室　Q２

Q２．上の子どもを赤ちゃん返りさせないためにはどうしたらいいか教えてください。

A

上の子どもが赤ちゃん返りする時は、今までは「わたしだけ」にパパもママも愛情を注いでいてくれたのにー、そんな気持ちでしょうか。

涙が出ていないのに泣き続けたり、指を４本口に入れて指しゃぶりをしたり、ベビーカーに乗ったり、哺乳瓶をくわえてみたり…いろいろな赤ちゃんを試しながら、パパ・ママがどんなふうに「わたし」を愛してくれるのかを確かめます。

「わたし」を中心に回っていた世界から自分の存在を無視されてしまうかもしれない不安があるかもしれませんね。

上の子の行動をむげにやめさせようとするのではなく、受け止めてあげましょう。そして、弟や妹が寝ている時にスキンシップの時間をとったり、一緒に遊んだり、ママが弟や妹のお世話をしている時に、パパが上の子と遊んだりするなど役割分担するのもいいかもしれません。

パパ・ママは、子どもたちを平等に愛し、大切に思っていることを、言葉や態度で示してみませんか？パパ・ママとの愛情を確認できれば、安心できるのではないでしょうか？

赤ちゃん返りは成長に伴う通り道です、起きた時には、パパ・ママの愛情で子どもの成長を応援したいものですね！

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Makkin Corporation　プランナー ／関本 初子

 公立保育園勤務10年の後、学童や子ども塾、認可外保育所、事業所内保育所、院内保育所等、数々の施設長を通じ、2000人余りの子どもたちとその両親の成長をサポート。その他、専門学校非常勤講師、保育士資格取得講座講師として、保育士の育成にも関わる。アドラー心理学 親と子のカウンセリング スマイルリーダーとして、「勇気づけの子育て支援」をベースとした、企画・実践に定評がある。