真面目な人ほど要注意?育児ノイローゼに陥りやすい性格とは

株式会社 ニコ・ワークス

真面目な人ほど要注意?育児ノイローゼに陥りやすい性格とは

2014/07/28 真面目な人ほど要注意?育児ノイローゼに陥りやすい性格とは

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初めての子育てはわからないことだらけ。毎日心配や苦労の連続で疲れきってしまうお母さんも少なくありません。出産前はあんなに楽しみにしていた子育て、「こんなはずじゃなかった…」と想像とのギャップに溜息をついているお母さんも多いのではないでしょうか?

このような毎日の忙しさがストレスとして溜まってしまい、気づかない間に育児ノイローゼに近づいてしまうことも。子どものためにもお母さん自身のためにも、育児ノイローゼに陥らないよう少し自分自身を見つめなおしてみましょう。

 

 育児ノイローゼってどんなもの?

育児ノイローゼは、単に「育児によりストレスが溜まっている状態」を漠然とさすものではありません。では、育児ノイローゼの具体的な症状や原因を見てみましょう。

 

こんな症状には要注意!

・無表情が多くなり、感情の起伏がない

・マイナス思考で何でも悲観的に思えてくる

・眠れなかったり、逆に眠りすぎたりする

・家の中に閉じこもる

・食べ過ぎか、逆に食欲がなくなる

・思考力が低下し、注意力もなくなる

育児ノイローゼは、このような人から見てわかるくらい具体的な神経症という病的な症状が出てきます。

 

こんな性格や考え方の人は要注意

 

「自分の事は我慢しなきゃ」と追い込みすぎ

「子育てが一番大切、子供を第一に考えないと」 常にこういった考え方をしているお母さんは自分を抑えこみすぎです。自分のやりたい事を我慢し、自分の時間を全く持てないでいると、それがどんどんストレスになっていきます。結果的に、「私は子どものためにこんなに我慢しているのに」という子どもへの不満に変わってしまう危険性もあるので注意が必要です。

 

子どものわがままに目くじらをたててしまう

子どもは本来わがままなものです。思った事をそのまま行動にうつしたり、口にだしたりする子どもの素直さに対して「どうしてこんなにわがままなの!」と思ってしまうと、子ども自体がストレスの対象になってしまいます。また、自分の理想と違う行動をとったりした際に、それが間違った事であるかのように叱り飛ばしてしまうのも危険です。「自分も子どもの頃はこんなわがままだったな」と大きく構える心の余裕をもってみましょう。

 

「失敗したくない」から不安ばかり

子育てに対して、「絶対に失敗したくない」という強い思いをもちすぎるのは危険です。

何でも完璧にこなそうという気持ちから、あれこれ育児に関する情報を集め、結局どうしていいのかわからなくなりパニックに陥ってしまうお母さんが多くいます。

また、このお母さんの不安や完璧主義は、子どもにプレッシャーとして伝わっているものです。幼少期から完璧を求められるのは子どもにはとっても大きな負担になってしまう事もあります。

 

他人と比べてしまいがち

「隣の家の子はちゃんとしているのに」「友達の旦那さんは子育てに協力的なのに」と、なにかと他人と自分の家を比べてしまう人も育児ノイローゼに陥りやすい傾向があります。人のものは良く見えてしまうものです。「私は頑張っているのにどうしてうちはこうなのだろう…」と、自分が持っていないものに対してマイナス思考に考えるのではなく、逆に自分しか持っていないものや、出来ている事に目を向けるようにし、プラスに考えるのが大切です。

 

育児ノイローゼにならないためには

 

育児を共感出来る相手と話す

子育ての不安もストレスも悩みも一人で抱え込んでしまっては心がパンクしてしまいます。

一番良い相談相手はご主人ですが、難しい場合は子育て経験のある友達や、同じ病院で出産したママ友達など、子育ての大変さや楽しさをお互いに打ち明けられる人を探してみましょう。

 

理想の6割出来ていれば合格

なんでも完璧にこなそうとせずに、やろうと思っていたことの6割が出来れば合格!という、心の余裕を持ちましょう。育児は人それぞれ、絶対にこうしなければいけないというものはありません。時には少しハードルを下げて、やれるだけのことをやればいいという心構えでいましょう。

 

時には自分だけの時間も大切に

仕事に休みがあるように、育児にも休憩は必要です。

たまには子どもをご主人に任せたり、ご両親に預けたりして、自分だけのオフの時間を楽しむのも大切な時間です。こういった気分転換の時間があるからこそ、日頃の育児を笑顔で乗りきることが出来ます。

 

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