「上手なほめ方、叱り方」Hacchi先生の子育てお悩み相談室 Q6

株式会社 ニコ・ワークス

「上手なほめ方、叱り方」Hacchi先生の子育てお悩み相談室 Q6

2015/01/13 「上手なほめ方、叱り方」Hacchi先生の子育てお悩み相談室 Q6

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Q6.上手なほめ方と叱り方。いつも難しくて悩んでしまいます。


A

子どもの成長を見守る上で、パパ・ママがほめ方・叱り方を学ぶことって、とても大切ですね!

「ほめる」ってどんな時に使いますか?子どもは、大好きなパパ・ママからほめられたら、嬉しくなるでしょう。しかし、ご機嫌を取る、その気にさせる、言うことを聞かせる、という時に使うパパ・ママがいるのでは?

心のこもっていないほめ言葉には、子どもは「なんかへんだな!」と違和感を感じます。「すごーい!」「えらいねー」「いい子!」などのほめ言葉の連発は、パパ・ママへの不信感につながってしまうでしょう。

子どもがハイハイから立ったり、ブランコをこげるようになったり、新しい何かをできるようになったら、パパ・ママは自分のことのように心の底から嬉しいと感じるでしょう。

それを素直に顔に出すようにしましょう。親の喜びを子どもは敏感に感じ取り、子どもの喜びや満足感もさらに大きくなります。そして子どもが、新たな気持ちで何かを始めることができるように。

叱り方も同様です。子どもが間違ったことをして叱らなければならないときは、怒りではなく、パパ・ママの残念で悲しい気持ちを伝えましょう。

パパやママが「怒る」と、子どもは恐怖や反発を感じます。それを繰り返せば、子どもは心を閉ざして自信を失ってしまいます。

叱られることは、子どもにとって悲しい出来事です。親子でその悲しみを共有しましょう。新たな気持ちで、何かを始めることができるように。

 

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Makkin Corporation プランナー /関本 初子

 公立保育園勤務10年の後、学童や子ども塾、認可外保育所、事業所内保育所、院内保育所等、数々の施設長を通じ、2000人余りの子どもたちとその両親の成長をサポート。その他、専門学校非常勤講師、保育士資格取得講座講師として、保育士の育成にも関わる。アドラー心理学 親と子のカウンセリング スマイルリーダーとして、「勇気づけの子育て支援」をベースとした、企画・実践に定評がある。

 

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