赤ちゃんのためのホームケア
私は長年、小児科医、漢方医として数えきれないほどの患者さんと接してきて多くを学びました。なかでも、この世界で生き抜くために重要な力「法、教、住、食。医」の確立をママたちにお伝えしたいと思います。 同時に、自分がどのくらい「生きる力」を持っているのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
(1)自分の「法」を持っていますか? 法とは、社会で言えば法律であり物事の基準。ママたちに考えていただきたいのが、「自分の人生哲学」「自分の考え方」です。普段から「私だったら、どう考えるのか?」と、物事に対して自分の頭を使うクセをつけるのがとても大切で、その力を持つためには、「本当のこと」を知る必要があります。
(2)自ら「教(教育)」していますか? 考える力を身につけるには、親自身が学ばないといけません。そして、ママやパパの言葉や行動で、大切なことをわが子へ伝えること。これが伝承です。
(3)安心できる「住まい」を考えていますか? 1,地理的条件 2,化学物質的 3,放射能的 4,電磁波的 5,その時代やその場所の社会状況。これらを考慮し、子育てに最適な環境を選ぶのも親の役目になります。
(4)「食」を大切にしていますか?食は命の始まり。 からだも精神も食べ物で変わります。良い子孫を作るためには、命無い食べ物、化学物質で作られる、「ニセの食べ物」「食べ物もどき」をできるだけ口にしない。自給自足、地産地消が理想です。
(5)赤ちゃんの健康状態を、常に見守っていますか? 私の経験では「法、教、住、食」を確立、自立できている親を持つ子どもたちは、ほとんど病気知らず。 「医」とは、お医者様だけに頼るのではなく、親が赤ちゃんの体調を知り、病院へ行く前に赤ちゃんの負担を軽減する知恵を持つことの大切さを言います。 それが、今回ご紹介する「自然療法、民間療法、養生法、薬膳」など、昔から日本に伝わる知恵がたくさん詰まった方法です。これらを学ぶだけでもずいぶん違います。
(イラスト:浅羽壮一郎)
小児科医、漢方医、NHPインターナショナルメディカルサプリメントアドバイザー、日本綜合医学会理事、食養指導士 1940年神戸生まれ。1965年日本医師国家試験を最年少で合格。同年、東京大学附属病院小児科に入局。現在は、東京都国立市にある東診療所で診察を続けながら、”日本の伝統的統合医療の研究の仕上げとその普及”に力を入れている。 著書に『子どものための自然療法』(PHP研究所)『赤ちゃんからのあったかホームケア』(合同出版)他多数。http://tas-research.com/
17/11/10
17/05/15
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私は長年、小児科医、漢方医として数えきれないほどの患者さんと接してきて多くを学びました。なかでも、この世界で生き抜くために重要な力「法、教、住、食。医」の確立をママたちにお伝えしたいと思います。
同時に、自分がどのくらい「生きる力」を持っているのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
(1)自分の「法」を持っていますか?
法とは、社会で言えば法律であり物事の基準。ママたちに考えていただきたいのが、「自分の人生哲学」「自分の考え方」です。普段から「私だったら、どう考えるのか?」と、物事に対して自分の頭を使うクセをつけるのがとても大切で、その力を持つためには、「本当のこと」を知る必要があります。
(2)自ら「教(教育)」していますか?
考える力を身につけるには、親自身が学ばないといけません。そして、ママやパパの言葉や行動で、大切なことをわが子へ伝えること。これが伝承です。
(3)安心できる「住まい」を考えていますか?
1,地理的条件 2,化学物質的 3,放射能的 4,電磁波的 5,その時代やその場所の社会状況。これらを考慮し、子育てに最適な環境を選ぶのも親の役目になります。
(4)「食」を大切にしていますか?食は命の始まり。
からだも精神も食べ物で変わります。良い子孫を作るためには、命無い食べ物、化学物質で作られる、「ニセの食べ物」「食べ物もどき」をできるだけ口にしない。自給自足、地産地消が理想です。
(5)赤ちゃんの健康状態を、常に見守っていますか?
私の経験では「法、教、住、食」を確立、自立できている親を持つ子どもたちは、ほとんど病気知らず。
「医」とは、お医者様だけに頼るのではなく、親が赤ちゃんの体調を知り、病院へ行く前に赤ちゃんの負担を軽減する知恵を持つことの大切さを言います。 それが、今回ご紹介する「自然療法、民間療法、養生法、薬膳」など、昔から日本に伝わる知恵がたくさん詰まった方法です。これらを学ぶだけでもずいぶん違います。
(イラスト:浅羽壮一郎)
小児科医、漢方医、NHPインターナショナルメディカルサプリメントアドバイザー、日本綜合医学会理事、食養指導士 1940年神戸生まれ。1965年日本医師国家試験を最年少で合格。同年、東京大学附属病院小児科に入局。現在は、東京都国立市にある東診療所で診察を続けながら、”日本の伝統的統合医療の研究の仕上げとその普及”に力を入れている。 著書に『子どものための自然療法』(PHP研究所)『赤ちゃんからのあったかホームケア』(合同出版)他多数。http://tas-research.com/
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