【子どもの冬のスキンケア】清潔と保湿が決め手!冬のスキンケア5ケ条
昨年、国立成育医療研究センターが「保湿ケアで赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の発症率が低下」との研究成果を発表。
赤ちゃんのスキンケアの重要性が注目されています。
乾燥から肌を守りましょう。
プルプルときれいな赤ちゃんの肌ですが、実はバリア機能が未熟なため、水分が蒸発しやすくとても乾燥しやすい状態です。
乾燥が進むと角質が傷つきやすくなり、乾燥、ほこり、バイ菌、ウイルス、アレルギー物質などの外部刺激に弱くなってしまいます。その結果、湿疹やかゆみ、炎症などの肌トラブルが起きやすくなるのです。
赤ちゃんのデリケートな肌のバリア機能を維持し、外部刺激から守るために、お風呂できれいに洗った後はしっかり保湿してあげることが大切です。
お風呂上がりにタオルで優しく水分を拭き取り、保湿剤を身体中にまんべんなく塗ります。肌がしっとりとするくらいが理想。肌から水分が蒸発しないよう手早く塗って。
お湯だけでは皮脂汚れは落ちないので、石けんをよく泡立てて、ゴシゴシこすらずやさしく洗いましょう。石けん成分が残らないようによく洗い流して。
汚れやすい口まわりや、外気にさらされている手足などは特に乾燥する部分。汚れはきれいに拭き取り、こまめに保湿剤を塗り直しましょう。
部屋の湿度は40~60%くらいが目安。冬は暖房で乾燥するので、加湿器を使用したり濡れたタオルを室内に干して、室内の乾燥を防ぎましょう。
直接肌に触れるものは汗を吸い取りやすくチクチクしない素材を選んで。ウールや、レースなどの装飾があるものは皮膚を刺激することもあるので気をつけて。
全身に伸びのよいローション、特に乾燥する部分にはクリームと、使い分けるのがおすすめ。「赤ちゃん用」「低刺激」と記載されているものでも、初めて使うものは手などに試し塗りをしてから使いましょう。
また、生後3ヶ月頃までは皮脂の分泌が盛んなため、脂漏性湿疹などの肌トラブルも起こります。この時期は油分を含まない保湿剤を選ぶとよいでしょう。
>生後3ヶ月まではオイルフリーなもの
>特に乾燥する部分にはクリームを
>全身にはミルクローション
今回お話をお聞きしたのは
今回お話を伺った先生
坂田清美先生
助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問等を経て、現在は首都大学東京で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。
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昨年、国立成育医療研究センターが「保湿ケアで赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の発症率が低下」との研究成果を発表。
赤ちゃんのスキンケアの重要性が注目されています。
乾燥から肌を守りましょう。
プルプルときれいな赤ちゃんの肌ですが、実はバリア機能が未熟なため、水分が蒸発しやすくとても乾燥しやすい状態です。
乾燥が進むと角質が傷つきやすくなり、乾燥、ほこり、バイ菌、ウイルス、アレルギー物質などの外部刺激に弱くなってしまいます。その結果、湿疹やかゆみ、炎症などの肌トラブルが起きやすくなるのです。
赤ちゃんのデリケートな肌のバリア機能を維持し、外部刺激から守るために、お風呂できれいに洗った後はしっかり保湿してあげることが大切です。
清潔と保湿が決め手!冬のスキンケア5ケ条
1 お風呂上がりは全身を保湿
お風呂上がりにタオルで優しく水分を拭き取り、保湿剤を身体中にまんべんなく塗ります。肌がしっとりとするくらいが理想。肌から水分が蒸発しないよう手早く塗って。
2 石けんでやさしく洗って
お湯だけでは皮脂汚れは落ちないので、石けんをよく泡立てて、ゴシゴシこすらずやさしく洗いましょう。石けん成分が残らないようによく洗い流して。
3 口まわりなどの特に乾燥する部分は
汚れやすい口まわりや、外気にさらされている手足などは特に乾燥する部分。汚れはきれいに拭き取り、こまめに保湿剤を塗り直しましょう。
4 暖房による乾燥に要注意
部屋の湿度は40~60%くらいが目安。冬は暖房で乾燥するので、加湿器を使用したり濡れたタオルを室内に干して、室内の乾燥を防ぎましょう。
5 チクチクする衣類は避けて
直接肌に触れるものは汗を吸い取りやすくチクチクしない素材を選んで。ウールや、レースなどの装飾があるものは皮膚を刺激することもあるので気をつけて。
保湿剤の選びかた
全身に伸びのよいローション、特に乾燥する部分にはクリームと、使い分けるのがおすすめ。「赤ちゃん用」「低刺激」と記載されているものでも、初めて使うものは手などに試し塗りをしてから使いましょう。
また、生後3ヶ月頃までは皮脂の分泌が盛んなため、脂漏性湿疹などの肌トラブルも起こります。この時期は油分を含まない保湿剤を選ぶとよいでしょう。
>生後3ヶ月まではオイルフリーなもの
>特に乾燥する部分にはクリームを
>全身にはミルクローション
今回お話をお聞きしたのは
今回お話を伺った先生
坂田清美先生
助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問等を経て、現在は首都大学東京で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。
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