毎日同じ小言の繰り返しで疲れていませんか?

株式会社 ニコ・ワークス

毎日同じ小言の繰り返しで疲れていませんか?

2017/08/01 毎日同じ小言の繰り返しで疲れていませんか?

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何度言っても変わらない。毎日同じ小言の繰り返し。そんな子育ての日々にため息をついているママはいませんか?

筆者にも覚えがあります。

だったら一度、小言を言うのをやめてみるのもひとつの手かもしれません。

今回は、行動を指示することと、未来へ期待することについて考えてみたいと思います。

 

朝から晩まで行動を指示してばかりではお互い疲れてしまう

「早く片付けなさい」「テレビ消して!ご飯よ!」「ほら、グズグズしないで!」

気づけば一日中ああして、こうして、と子どもに行動を指示してばかり、急かしてばかりでママはぐったり。

本当はもっとニコニコ気持ちよく過ごしたいのに・・・。

でも小言って、子どもだって聞きたくないものです。

だから子どもも聞き流します。たとえその場では従っても、その場限りの対処です。

だから何度言っても変わりません。一見聞いているようでも、その内容の意味はちゃんと相手に伝わっていないんだと思うのです。

 

本当の気持ちは小言の内容とは別のことかも?

でも、よくよく考えてみると、ママだって本当に言いたいことは、実は小言ではないはず。みんなが気持ちよく過ごせるように考えて出た言葉のはずではありませんか?

例えば、
「早く片付けなさい」→「いつもきれいに片付いた部屋がいいなあ」
「テレビ消して!ご飯よ!」→「ご飯できたよ!あったかいうちに一緒に食べたいな」
「ほら、グズグズしないで!」→「本当は一緒にいてあげたいけど、ママも仕事に遅刻できないから協力してほしいの」
というふうに。

ならば、その“本当の気持ち”の方を伝えた方が、ずっとスムーズにいくかもしれません。そんな女神みたいな言い換え、毎日疲れている自分にはできません! そう思う人もいるでしょう。もちろん筆者も、いつも女神になれるわけではないのですが、意識してそう言い換えたときの方が、お互い気持ちよく、結果的にスムーズに日常が進みます。

 

人は何度行動を命令されても身につかない

子どもに限らず、大人だって、人から命令されたことは中々身につかないし、楽しめません。逆に、自分で選んだことは進んでやるし、楽しめます。

ということは、“自分から選んで”やるように伝える必要があります。それが、先ほど言い換えにつながっていくわけです。

ママが怒っているから仕方なくやるのではなく、ママが喜ぶから、ママが困っているから、喜ばせるために、助けてあげるために、“自分から選んで”行動する。そんな幸せなループが生まれれば、毎日はもっと楽しくなりそうです。
行動を指示することと、未来へ期待することは、似ているようでいて、受け取る側の気持ちが全く違います。前者は自分を否定されているように感じ、後者は自分に期待されているように感じるからかもしれません。

 

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